2023年7月17日(月)
映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。
2000年の香港ロマンス映画。ウオン・カーウアイ監督・脚本。トニー・レオンとマギー・チャン主演。同年のカンヌ国際映画祭で主演男優賞(トニー・レオン)。
物語としては、隣り合わせに暮らす2組の夫婦が、お互いの相手が浮気していることを知り、浮気された男女が徐々に惹かれあっていくというものです。本作品の魅力は、本作品全体を覆う古き良き香港のノスタルジックな雰囲気にあると感じました。日本風に言えば、大正ロマン・昭和ロマンに共通した懐かしさを感じました。
僕の本作品の評価は5点満点で3.8です。
ストーリー(ウィキペディアより)
舞台は1962年の香港。ジャーナリストのチャウ(トニー・レオン)は上海出身者達が多く暮らすアパートに妻と引っ越してくる。偶然にも全く同じ日、隣の部屋には日系企業に勤める夫のチャンと商社で秘書として働く妻のスー(マギー・チャン)が引っ越して来た。二組の夫婦は隣り合った二軒、クウ家とスエン家に間借りをし、親しい隣人付き合いを始める。チャウの妻とスーの夫は仕事のせいであまり家におらず二人はそれぞれに孤独を感じていたところ、やがて自分の妻/夫が不倫関係にあることに気づき始める。傷ついたチャウとスーは互いに慰め合うように時間を共有し始める。そうして語り合ううち、チャウは前から興味を持っていた新聞の連載小説の執筆を始め、スーはその手伝いをするようになる。
チャウは、周囲の気兼ねなしにスーと会えるようホテルの部屋を借りる。スーは背徳感を抱きつつ、その部屋で会うようになる。そこでスーは、チャウを夫に見立てて不倫の事実を問い詰める練習をするが上手くいかない。スーとチャウは、お互いの配偶者と同じ過ちを犯さないためにプラトニックな関係を続けるが、二人の逢い引きは次第に周囲の知るところとなる。チャウは身を退くことを決意し、スーと別れの挨拶を練習するが、彼女は悲しみがこみ上げ泣いてしまう。二人はお互いが抱く愛の深さに気づかされ、その夜ラジオから流れる歌「花様年華」に胸をつまらせる。チャウは仕事でシンガポールに発つことが決まり、スーに「一緒に来ないか」と電話する。チャウはホテルで待ったが、スーが決断しホテルに着いたとき、すでに彼は香港を後にしていた。
翌年、スーはシンガポールに行き、チャウを訪ようと彼の職場に電話をかける。しかし他の社員が出て、チャウが代わるものの、スーは黙って電話を切る。チャウが部屋に帰ると人が立ち入った形跡があり、灰皿には口紅のついたタバコが置かれていた。それを見たチャウは、スーが自分の部屋に来ていたことを知る。スーと再会できなかったチャウはその夜、友人に「昔の人は知られたくない秘密があると山で木を見つけて幹に穴を掘り、そこに秘密をささやいて土で塞ぎ永遠に封じ込める」という話を聞かせる。
3年後、スーは香港からアメリカへ移住しようとしているスエンを訪ね、アパートを借りられるか尋ねる。しばらくたって、チャウはシンガポールから香港に戻り、クウの部屋を訪ねるが彼らはすでに越していた。新しい住人から隣のスエンも引っ越し、今は女性と幼い息子が暮らしていることを聞く。その女性がスーであることに気づかず、チャウは香港を離れる。カンボジアへ旅立ったチャウは、アンコールワットを訪れ、壁の穴に何かをささやき土で塞ぐ。