米澤穂信「黒牢城」読了 | ソンブーンのブログ

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2023年7月15日(土)

 

某小説雑誌で評論家の推薦が掲載されていて興味を持ちました。

 

読後感ですが、良い本に出合えたという満足感で満たされました。

体裁は歴史小説ですが、中身はまさにミステリーです。歴史小説の好きな方もミステリー小説が好きな方もどちらも満足すると思います。

主人公は織田信長に反旗を翻し、居城に籠城を続ける北摂津の荒木村重。織田勢に囲まれた状態で籠城を続ける荒木に次々に事件が発生し、その事件を彼の知恵で解決していくという展開です。著者の才能の非凡さを感じました。

第166回直木賞受賞。第12回山田風太郎賞受賞。又同年の国内4大ミステリーランキング1位受賞。

 

2021年6月、角川書店発行。445ページ。

 

作品紹介(角川のサイトより)

祝 第166回直木賞受賞!

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。

【受賞・ランキング入賞結果】
第12回山田風太郎賞
『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編第1位
週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2021年12月9日号)国内部門第1位
「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン2022年1月号)国内篇第1位
『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング第1位
「2021年歴史・時代小説ベスト3」(週刊朝日2022年1月14日号)第1位
『この時代小説がすごい! 2022年版』(宝島社)単行本第3位