ピエール・ルメートル「僕が死んだあの森」読了 | ソンブーンのブログ

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2022年3月4日(金)

 

映画作品にもなった「その女アレックス」の著者の作品です。内容は偶然に6歳の少年を殺してしまった12歳の少年の罪に追い詰められていく心理サスペンスでした。

 

2021年5月、文藝春秋発行。287ページ。

 

作品紹介

 

『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートル、
まさに極上の心理サスペンス。

あの日、あの森で少年は死んだ。
――僕が殺した。

母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。
殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、
一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。
死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。
そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。
じわりじわりとアントワーヌに恐怖が迫る。十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、
村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。
『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリーで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、
罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる。先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。