2021年12月30日(木)
江戸時代の大奥と言えば、将軍の正室等を思い浮かべますが、千人近くの女性が実に様々な仕事をしている職場でもあります。本作品では、6つの短編でそれらの仕事につく女性たちの物語が語られています。恰も江戸時代の大奥を見てきたのではないか?と思うほどに、それぞれの女性が生き生きとして描かれています。
2018年7月、新潮社発行。247ページ。
作品紹介(新潮社のサイトより)
上様の寵愛こそすべて、とは考えなかった女性たちがいた。大奥の多種多様な職場に勤めた「お清」の女中たち。努力と才覚で仕事に励む彼女たちにも、人知れず悩みはあって……。里に帰れぬ事情がある文書係の女、お洒落が苦手なのに衣装係になった女、大柄というだけで生き辛い女、負けるわけにはいかぬが口癖の女。今に通じる女性たちの姿をいきいきと描く斬新な江戸のお仕事小説。
ソンブーンのmy Pick