東野圭吾「夜明けの街で」 | ソンブーンのブログ

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2020年8月31日(月)

 

某読書サークルに書評が掲載されているのを読んで興味を持ちました。主人公は、自分が馬鹿にしていた不倫にふとしたことで自分自身がからめとられていく。と同時にその相手が関係した15年前の未解決殺人事件の真相解明にも絡んでいくという展開です。

 

流石にミステリー小説の第一人者だけにミステリー作品の謎解き部分には成程と頷きました。一方、本作品の重要な要素である不倫についても、そういう関係にある主人公の家族を裏切っているという罪悪感と不安が上手に書けていました。売れっ子の作家の実力を感じた作品でした。

 

2010年10月、角川書店発行。391ページ。

 

作品紹介(ウィキペディアより)

運命的な出会いでもなく、バッティングセンターで出会った渡部と秋葉。2人は出会いを重ねて深い仲になっていくが、渡部は秋葉が高校生の頃に起きた、ある殺人事件の関係者だと知る。犯人は未だ捕まっておらず、秋葉がその事件の容疑者扱いとされていることも知る。事件は既に15年が経過しており、3月31日が終われば時効を迎える。自分が築き上げてきた家庭が壊れることを恐れながらも秋葉に惹かれる渡部は、その事件と関わりを持つことになる。

 

作品紹介(角川書店のサイトより)

不倫する奴なんてバカだと思っていた。でもどうしようもない時もある――。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の秋葉と不倫の恋に墜ちる。しかし、秋葉は誰にも明かせない事情を抱えていた……。