1月2日(火)
題名に興味を持ちました。作者の作品は何冊か読みましたが、文章が軽妙でフットワークの軽さを感じます。
本作品も台湾・台北と米国・デトロイトが舞台ですが、台北の風景が鮮明に描かれていて、作品の展開に彩りを与えています。
但し、作品の核心については、何とも複雑で分かりにくいと感じました。
文藝春秋発行。335ページ。
作品紹介(文藝春秋のサイトより)
直木賞受賞作『流』を経て生まれた、台湾が舞台の圧倒的青春小説!
1984年。13歳だった。
夏休みが終わる2日前、ぼくたちの人生はここから大きく狂いはじめたんだ。
2015年冬、アメリカで連続殺人鬼「サックマン」が逮捕された。デトロイトの荒んだ街並みを見つめながら、「わたし」は、台湾で過ごした少年時代を想い出していく。三十年前、わたしはサックマンを知っていた――。
1984年夏、台湾で、兄をなくしたばかりのユン、牛肉麺屋のアガンと弟のダーダー、喧嘩っ早くて正義感の強いジェイは友情を育んでいた。四人の少年たちは、ある計画を実行することに決めた……。
サックマンとは誰なのか? その謎をめぐる青春ミステリー。