11月3日(金)
フジテレビの土曜プレミアムで放映を録画しておいて観た。
2013年製作の日本映画。是枝裕和監督。福山雅治主演。他に尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子等出演。第66回カンヌ映画祭審査員賞受賞。
6歳まで育てた息子が自分の子供ではないと判明してからの2家族の物語です。家族の苦悩と当該息子達の戸惑いが鮮明に描かれていた。福山雅治の演技が秀逸ですね。
僕の本作品の評価は5点満点で3.9です。
ストーリー(ウィキペディアより)
11月。再開発プロジェクトを進めるエリート建築家の野々宮良多(福山雅治)と妻みどり(尾野真千子)の間には6歳になる一人息子・慶多(二宮慶多)がおり、家族は幸せな日々を過ごしていた。ちょうど小学校の受験を控えていて、「どちらに似ていらっしゃいますか?」「夏休みは?」などと聞かれる私立の面接で慶多が「キャンプに行って凧揚げをした」と学習塾で教わった通り答えて、合格する。
そんなある日、慶多を出産した病院から「重要なお知らせがある」と呼び出される。出生時に看護師によって子どもの取り違いが起き、実の息子は慶多ではなく、斎木家の琉晴(黄升炫)だというのだ。田舎の病院で産むことを反対していたのが現実になり、良多は「なんで分からなかったのか」と妻を責める。二人は7月28日、同じ日に生まれたのだった。
ショックを受ける良多とみどりだが、取り違えられたもう一組の家族、群馬で小さな電気店を営み、3人の子持ちの斎木雄大(リリー・フランキー)・ゆかり(真木よう子)と対面した良多とみどりは、「子どもの将来のために結論を急いだ方がいい」という病院の提案で斎木家と交流を始める。ともに「似ていない」「浮気をしたんじゃないか」と近所から噂されていた。病院を相手取って裁判を起すことにするが、良多は二人とも引き取る手段を探る。
まず、「ミッション」といって交換で泊まらせることにするが、スカイツリーの見えるマンションと大所帯、夕食はすき焼きと餃子と分かれる。
入学式の後、良多は二人とも引取りたいと提案するが、「負けたことのない奴は本当に人の気持ちが分からないんだな」と雄大に激怒され、良多の勝手な発言に妻も呆然とする。
裁判が始まる。看護師は事故ではなくて、継子の子育てでイライラして「野々宮さんの家族が幸せそうだったのでわざとやった」と証言。しかも時効になっていることが分かる。
6年間愛してきた他人の子どもと、血の繋がった実の息子。子どもを交換するべきか、このまま育てていくべきか、葛藤の中で良多はそれまで知らなかった慶多の思いに気づく。父の日のプレゼントを両方の父に手作りの造花を作る。
良多の父は「これから先、どんどん相手の父親に似ていくんだ」と忠告する。良多はピアノが上達しない慶多に「悔しいと思わないのか」と苛立ち、妻と喧嘩する。
慶多と別れることになり、アルバムなどさまざまな思い出が整理されていく。河原でさまざまなことを話し合い、みんなで写真を撮る。
良多の家に来た琉晴は決まり事が多いのに戸惑い、「何で?」を繰り返し、抵抗する。慶多も新しい家で寂しそうであった。
8月。良多は上司から「裁判を抱えているから」という理由で宇都宮の研究所に異動を打診される。良多は琉晴から抵抗される中で「おじさんが本当のパパなんだ」と告げる。
裁判には勝ったが、良多は弁護士の鈴木に「勝ってない」という。良多は取り違えの原因を作った看護師から送られてきた「誠意」を返しにいくと、彼女の継子が良多と看護師の間に入る。良多が「関係ないだろ」というと継子は「僕のお母さんだから関係ある」と反論され、血の繋がらない繼母・継子の間に親子の絆が出来ていたことを見せつけられる。
異動を受け入れた良多は人工林を管理する山辺真一から「蝉が自然に羽化するようになるまで15年かかった」と聞かされ、親子関係を築くことも時間がかかると覚悟する。
琉晴が家出して一人で群馬の家に帰ってしまう。連れ戻しに行った良多は自分も小さい頃、家出したことを琉晴に告白。徐々に絆が深まっていくが、「パパとママのところに帰りたい」と涙。妻も「慶多を裏切っているみたいで」と涙。良多も慶多がこっそり撮っていた良多の写真を見つけて涙する。
連休で群馬に行き、良多は「ミッションなんか終わりだ」と慶多を抱きしめる。電気店に戻り、慶多は「スパイダーマンってクモって知ってた?」と雄大に教わったことを良多に教える。