青山文平の「つまをめとらば」 読了 | ソンブーンのブログ

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2月6日(月)

 

昨年の第154回直木賞受賞作です。

読後感のさっぱりした時代劇短編集でした。江戸時代も中期以降は、初期の頃と異なり、争いが無い、つまり武士であることの存在意義が見いだせない時代です。この時代の武士は、生きることが辛い時代でもあったのですね。そういう時代にも、きりっとした生き方はあるのですね。

現代にも当てはまることだと思います。

 

文藝春秋社発行。253ページ。

 

作品紹介(文藝春秋ブックスのサイトより)

女が映し出す男の無様、そして、真価――。
太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。
身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。
時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。
「ひともうらやむ」「つゆかせぎ」「乳付」「ひと夏」「逢対」「つまをめとらば」
男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。