ドイツで住んでいた街から学校まで、約40km。
アウトバーンに乗ってひたすら西へ走ること40分、
あたり一面、牧草地しかないような田舎に学校はありました。
風向きによっては、牛さんたちの香りがただよってくることも(笑)。40kmというのが一番遠いグループだったと思いますが、北ドイツや、国境超えたオランダにもある英軍ベースキャンプや、キャンプ外の軍関係者用住居のある地域から毎朝子どもたちを乗せたスクールバスが続々と到着します。観光バスのような大型のものから、いかにも軍用車両、カーキ色の小さいバスまで様々でしたが、30台くらいあったんじゃないかな。Bus Park はなかなか壮観でした。行きはよいよい帰りはこわい。下校時、Bus Parkに行っても似たようなバスばかりで一体どれに乗ればいいのかわからず、知ってる顔を見つけるまでは、日々ドキドキでした。何から何まで英国仕様の学校でしたが、バスの運転手さんだけはドイツ人。運転手さんと話さなければならない用事がある場合、ドイツ語をしゃべれる子が突然ヒーローになるわけです(笑)。とはいえ、普段はあまりそんな必要もなく。というのも、監督者である大人が一人、同乗しているからです。教師ではなく、あくまで通学中の監督者。うちのバスには、おばあさまと言っていいくらいの年輩の女性が乗っていました。子どもたちが彼女のことを「なんとか~」と呼んでいるのですが、その「なんとか~」が最初わからなかった。「えすこー」って聞こえるんだけど。なんだそれ?初日から何ヶ月か経って、やっとわかりました。Escort、と言ってたらしい。あ、エスコートする人ね。なるほど。このエスコーさん、道中たいくつしてしまう子どものためにマンガをいくつか常備してました。マンガといっても、日本にあるような単行本や分厚い雑誌ではなく、タブロイド版みたいなの。色もきれいじゃないし、それにちょっと読んだけど全くおもしろくなかったな。日本のマンガ、ばんざい(笑)。さて、制限速度のないアウトバーン(高速道路)ですが、さすがにスクールバスですから、ゆっくり目に走っていたのでしょう、ふだんは平均40~45分くらいで到着してました。ところが、運転手さんはローテーションで毎週違う人になり、時々ぶっとばし野郎になると、25分で着いちゃったり。(ブラボー!)まあそんなわけで、クラスの中で誰がどの時間帯に到着するかは毎日運転手さん次第。飛ばそうと思えば飛ばせる高速道路ですが、勝負は実は高速を降りてから。高速を降りたらひたすら田舎道なので、信号もほとんどなくスイスイと行けるのが普通なのですが、ある日、バスが止まって動かない。どうしたのかな?と前を見たら・・・牛の群れに、はばまれていた!(爆)15頭くらいがゾロゾロと・・・。みんなでゆっくり、道路を横切ってました。牛さん、のろいです!早く渡ってください!!私達、その日はスクールバスレースに負けました(笑)。
東京の通学路で牛にはお目にかかりません
アウトバーンに乗ってひたすら西へ走ること40分、
あたり一面、牧草地しかないような田舎に学校はありました。
風向きによっては、牛さんたちの香りがただよってくることも(笑)。40kmというのが一番遠いグループだったと思いますが、北ドイツや、国境超えたオランダにもある英軍ベースキャンプや、キャンプ外の軍関係者用住居のある地域から毎朝子どもたちを乗せたスクールバスが続々と到着します。観光バスのような大型のものから、いかにも軍用車両、カーキ色の小さいバスまで様々でしたが、30台くらいあったんじゃないかな。Bus Park はなかなか壮観でした。行きはよいよい帰りはこわい。下校時、Bus Parkに行っても似たようなバスばかりで一体どれに乗ればいいのかわからず、知ってる顔を見つけるまでは、日々ドキドキでした。何から何まで英国仕様の学校でしたが、バスの運転手さんだけはドイツ人。運転手さんと話さなければならない用事がある場合、ドイツ語をしゃべれる子が突然ヒーローになるわけです(笑)。とはいえ、普段はあまりそんな必要もなく。というのも、監督者である大人が一人、同乗しているからです。教師ではなく、あくまで通学中の監督者。うちのバスには、おばあさまと言っていいくらいの年輩の女性が乗っていました。子どもたちが彼女のことを「なんとか~」と呼んでいるのですが、その「なんとか~」が最初わからなかった。「えすこー」って聞こえるんだけど。なんだそれ?初日から何ヶ月か経って、やっとわかりました。Escort、と言ってたらしい。あ、エスコートする人ね。なるほど。このエスコーさん、道中たいくつしてしまう子どものためにマンガをいくつか常備してました。マンガといっても、日本にあるような単行本や分厚い雑誌ではなく、タブロイド版みたいなの。色もきれいじゃないし、それにちょっと読んだけど全くおもしろくなかったな。日本のマンガ、ばんざい(笑)。さて、制限速度のないアウトバーン(高速道路)ですが、さすがにスクールバスですから、ゆっくり目に走っていたのでしょう、ふだんは平均40~45分くらいで到着してました。ところが、運転手さんはローテーションで毎週違う人になり、時々ぶっとばし野郎になると、25分で着いちゃったり。(ブラボー!)まあそんなわけで、クラスの中で誰がどの時間帯に到着するかは毎日運転手さん次第。飛ばそうと思えば飛ばせる高速道路ですが、勝負は実は高速を降りてから。高速を降りたらひたすら田舎道なので、信号もほとんどなくスイスイと行けるのが普通なのですが、ある日、バスが止まって動かない。どうしたのかな?と前を見たら・・・牛の群れに、はばまれていた!(爆)15頭くらいがゾロゾロと・・・。みんなでゆっくり、道路を横切ってました。牛さん、のろいです!早く渡ってください!!私達、その日はスクールバスレースに負けました(笑)。