もうちょっと解説続きます。
日本の中学校では、3年間にわたって素行に問題なく過ごして
学内での試験でそれなりの成績を修めれば卒業できますよね。
3年生の最後の期末テスト一発勝負ではなく
どちらかといえば3年間全体が評価されるし、
どの科目が具体的に何点だったかというのは
卒業しちゃったら問われることはないと思いますが、
イギリスの場合は違ってました。 義務教育が終わるときも、高等教育が終わる時も、終了直前の試験において、何の科目でどんな成績をとったか、また成績のAやBやCがトータルでいくつあるか、というのが問われます。今はもうシステムが変わったようですが、1980年ごろはまだ、高等教育に進むか進まないかという判断は13歳の段階で決めなければならなかったんです。早いでしょ?5th Year の終わりに受ける「義務教育終了試験」にむけての勉強が私が編入した4th Yearからスタートするため(学年のしくみは前回のログをどうぞ)、どの科目をどのレベルで受けるのか、3rd Year の終わりには選択しなければならないのです。科目はともかく、「どのレベル」というのはですね、上の学校、それも大学を目指すなどアカデミック方面に進むつもりの子と、義務教育だけで終えるつもり、あるいは義務教育後は専門的な技術を身につける学校に行くつもりの子は同じ科目でも受ける試験の種類が違ってたんです。以上、前置き。そんなわけで、4th Yearから選択授業が始まり、英語、数学、体育の3つが必修、あとは5科目が選択でした。とりあえず私が選んだのは、Physics(物理), Chemistry(化学), Art(美術), German(ドイツ語), History(歴史) の5つ。物理と化学は、特に好きだったわけではありません。英語が出来ない身としては、文系より理系科目のほうが、少しはラクできる部分があろうかと。美術は言葉いらないから選びました。ドイツ語は、住んでいた土地がドイツだったので、とりあえず。歴史はどっぷり文系なのに・・・なんで選んだのかなあ。たぶんこの選択枠で他に取れるものがなかったんでしょう。1日目、同級生に連れられるままに最初の歴史のクラスに行ってみました。・・・何一つわかりませんでした。教科書をどっさりもらったはいいけど、これは一体どうするのか???たしか、ドイツ語のクラスにも連れてってもらいました。が、ここでも何がなんだか。あたりまえよねー、英語がわからないのに、その英語でドイツ語を習おうなんて。そりゃムリだ。こんな状態だったのに、打ちのめされて「うわーん」と悲観した覚えは全くなく・・・。なにしろ見るもの聞くもの全て新しく、教室のつくりとか机の使い方とか、教科書は貸与だとか、日本と違うところを見つけては、へえ~、ふう~ん、と面白がっていたみたい。よほど好奇心の強い子だったらしいです(笑)。
単にのんきだった?
日本の中学校では、3年間にわたって素行に問題なく過ごして
学内での試験でそれなりの成績を修めれば卒業できますよね。
3年生の最後の期末テスト一発勝負ではなく
どちらかといえば3年間全体が評価されるし、
どの科目が具体的に何点だったかというのは
卒業しちゃったら問われることはないと思いますが、
イギリスの場合は違ってました。 義務教育が終わるときも、高等教育が終わる時も、終了直前の試験において、何の科目でどんな成績をとったか、また成績のAやBやCがトータルでいくつあるか、というのが問われます。今はもうシステムが変わったようですが、1980年ごろはまだ、高等教育に進むか進まないかという判断は13歳の段階で決めなければならなかったんです。早いでしょ?5th Year の終わりに受ける「義務教育終了試験」にむけての勉強が私が編入した4th Yearからスタートするため(学年のしくみは前回のログをどうぞ)、どの科目をどのレベルで受けるのか、3rd Year の終わりには選択しなければならないのです。科目はともかく、「どのレベル」というのはですね、上の学校、それも大学を目指すなどアカデミック方面に進むつもりの子と、義務教育だけで終えるつもり、あるいは義務教育後は専門的な技術を身につける学校に行くつもりの子は同じ科目でも受ける試験の種類が違ってたんです。以上、前置き。そんなわけで、4th Yearから選択授業が始まり、英語、数学、体育の3つが必修、あとは5科目が選択でした。とりあえず私が選んだのは、Physics(物理), Chemistry(化学), Art(美術), German(ドイツ語), History(歴史) の5つ。物理と化学は、特に好きだったわけではありません。英語が出来ない身としては、文系より理系科目のほうが、少しはラクできる部分があろうかと。美術は言葉いらないから選びました。ドイツ語は、住んでいた土地がドイツだったので、とりあえず。歴史はどっぷり文系なのに・・・なんで選んだのかなあ。たぶんこの選択枠で他に取れるものがなかったんでしょう。1日目、同級生に連れられるままに最初の歴史のクラスに行ってみました。・・・何一つわかりませんでした。教科書をどっさりもらったはいいけど、これは一体どうするのか???たしか、ドイツ語のクラスにも連れてってもらいました。が、ここでも何がなんだか。あたりまえよねー、英語がわからないのに、その英語でドイツ語を習おうなんて。そりゃムリだ。こんな状態だったのに、打ちのめされて「うわーん」と悲観した覚えは全くなく・・・。なにしろ見るもの聞くもの全て新しく、教室のつくりとか机の使い方とか、教科書は貸与だとか、日本と違うところを見つけては、へえ~、ふう~ん、と面白がっていたみたい。よほど好奇心の強い子だったらしいです(笑)。