先日の「How very kind! はちょっとスノッブかも」からの連想です。
このブログでも過去に何度か書きましたが、
イギリス英語に馴染みのある方はご存じのとおり、
あの人たちの「話す言葉による階級コンシャス度」はハンパじゃありません。ひとこと口を開けば、文字通り「お里が知れる」。その人が属する階級と出身地域が大体わかっちゃうわけです。イギリス人は相手の英語を初めて聞くとき、多分ほとんど無意識でしょうけどチェックしてます。条件反射です。地域による発音差はともかく、階級の差。おハイソな人は特に、自分の「そういう」しゃべり方を意識してるみたいです。タイトルの Good English は、You speak very good English! といえば、「英語お上手ですねえ」というホメ言葉(社交辞令?)になりますが、今日の話はそれとは違って、まあ平たく言えば「おハイソな英語」という意味。私がいたドイツの英国人学校は、現地に駐留しているイギリス軍人の子女のための学校で、生徒の大多数は、学校から半径40kmくらいに点在していた英軍キャンプに住んでいました。私のような民間人 civilian は少数派。各ベースキャンプには Youth Club という若者向けの施設があり、みんな週末はそこに行って遊ぶのがお約束でした。らしいです。ベースキャンプはちょっと入りづらく、私は2回くらいしか行ったことありません。^^あるとき、いつものようにユースクラブで遊んでいた同級生のグループが、警察のごやっかいになるような騒ぎを起こしたそうで。なんで疑われたかは忘れましたが、彼らは実はシロで、誤解されちゃってたらしいのね。このときの様子を私に説明してくれたのが、Sarah Jane という女の子。名前は可愛いけど、体はオバサンのように大きく、パンクを愛し、全身真っ黒で、時には鋲のついた腕輪とかしてる子。黙っていればこわそうですが、美術のクラスで一緒だった彼女も3年間にわたっていろいろと私の面倒をみてくれた一人です。さて、警察騒ぎをひととおり説明してくれた彼女、どうやって嫌疑が晴れたかというくだりでこう言いました。Because I speak very good English, they trusted me.私はちゃんとした英語を話すので、おまわりさんが信用してくれたの。は・・・。ベリーグッドイングリッシュ、ですか。他の子たちと違って、アタシはきれいな英語をしゃべるから。言外に、「アタシはちゃんとしたウチの子だから」という誇りが見えます。へえ~、そういうもんなのか。言葉がこういうときの信用度も左右するのか~、と驚きました。当時の私は、アクセントの階級差をほとんどわかってなかったと思う。言われてみれば彼女の英語は、イカレた外見に反してとてもマジメな印象。。しゃべり言葉の端正な感じが、他の子たちとは違ってましたね。私が、英語の階級差アクセント好きになっていったのは、もしかするとここが原点だったかも・・・と思う20数年後の今日このごろです。
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このブログでも過去に何度か書きましたが、
イギリス英語に馴染みのある方はご存じのとおり、
あの人たちの「話す言葉による階級コンシャス度」はハンパじゃありません。ひとこと口を開けば、文字通り「お里が知れる」。その人が属する階級と出身地域が大体わかっちゃうわけです。イギリス人は相手の英語を初めて聞くとき、多分ほとんど無意識でしょうけどチェックしてます。条件反射です。地域による発音差はともかく、階級の差。おハイソな人は特に、自分の「そういう」しゃべり方を意識してるみたいです。タイトルの Good English は、You speak very good English! といえば、「英語お上手ですねえ」というホメ言葉(社交辞令?)になりますが、今日の話はそれとは違って、まあ平たく言えば「おハイソな英語」という意味。私がいたドイツの英国人学校は、現地に駐留しているイギリス軍人の子女のための学校で、生徒の大多数は、学校から半径40kmくらいに点在していた英軍キャンプに住んでいました。私のような民間人 civilian は少数派。各ベースキャンプには Youth Club という若者向けの施設があり、みんな週末はそこに行って遊ぶのがお約束でした。らしいです。ベースキャンプはちょっと入りづらく、私は2回くらいしか行ったことありません。^^あるとき、いつものようにユースクラブで遊んでいた同級生のグループが、警察のごやっかいになるような騒ぎを起こしたそうで。なんで疑われたかは忘れましたが、彼らは実はシロで、誤解されちゃってたらしいのね。このときの様子を私に説明してくれたのが、Sarah Jane という女の子。名前は可愛いけど、体はオバサンのように大きく、パンクを愛し、全身真っ黒で、時には鋲のついた腕輪とかしてる子。黙っていればこわそうですが、美術のクラスで一緒だった彼女も3年間にわたっていろいろと私の面倒をみてくれた一人です。さて、警察騒ぎをひととおり説明してくれた彼女、どうやって嫌疑が晴れたかというくだりでこう言いました。Because I speak very good English, they trusted me.私はちゃんとした英語を話すので、おまわりさんが信用してくれたの。は・・・。ベリーグッドイングリッシュ、ですか。他の子たちと違って、アタシはきれいな英語をしゃべるから。言外に、「アタシはちゃんとしたウチの子だから」という誇りが見えます。へえ~、そういうもんなのか。言葉がこういうときの信用度も左右するのか~、と驚きました。当時の私は、アクセントの階級差をほとんどわかってなかったと思う。言われてみれば彼女の英語は、イカレた外見に反してとてもマジメな印象。。しゃべり言葉の端正な感じが、他の子たちとは違ってましたね。私が、英語の階級差アクセント好きになっていったのは、もしかするとここが原点だったかも・・・と思う20数年後の今日このごろです。