高校時代の同級生に、マルタ島出身の女の子がいました。この学校では、マルタ人は我々日本人姉妹と同じくらい超マイノリティでしたが英語はネイティブさんだったようで、イギリス人じゃないのになんでかなあ、といつも思ってた。・・・という話を、最近20年ぶりにコンタクトが復活した別の同窓生としてたの。この友人がそのとき仕事でマルタ島に行くところだったので、そんな話題になってたんだけど、マルタ島の言葉について、彼がこんな話をしてくれました。「マルタ人は、マルタ語と英語を同時に学校で習うから、みんな英語ペラペラなんだよ。 マルタ語はイタリア語とアラブ語が混ざっていて、 だから外国人にとっては習得するのがものすごく難しい。 アルファベット以外の文字もあって、書き言葉や発音の微妙な差も多い。 そんな言葉だから、ビールひとつ頼むにも大変なんだ。」 「そのうえ、いわゆる工業製品のようなものの名前は更にややこしくて・・・ 例えば、『鉄道』って言葉。 フランス語だと chemin de fer、直訳すると road of iron (=鉄の道)なんだけど、 なぜかこのフランス語がマルタ語に入ってて、むこうでは Xemindefer というスペルになるんだよ。 発音はフランス語と同じ。」・・・なるほど。これだけでもややこしそうね。私はフランス語を知らないので、Xemindefer を先に見せられても全くわからなかったでしょう。こんなマイナー言語トリビアを語学オタク友達に話してねーおもしろいでしょー、と喜んでいたのですが、あのときの語学オタクのみなさん、実はこの話には続きがあります。後日来た彼からのメールにこんなことが書いてありました。「このあいだのXemindeferだけど、あれにはオチがあってね。 マルタ島には鉄道がないんだよ。 鉄道どころか、路面電車すらないの。 だから、この単語はめったに使われないんだ。」ええ~?鉄道ないの~?そんなあ。blog ranking使わない言葉にしては見た目が難しすぎ