大物音楽家のマネジャーだった方が亡くなられた、と
元同僚からメールが来ました。 名前を聞けば誰でも知っているアメリカ人音楽家、その方自身はもうずいぶん前に亡くなられているのだが、今日の訃報は、そのマネジャー氏。親分の死後も権利関係の管理などで、長年権力を持っていたお方。私もかつてお仕事で何度もご一緒したので、このニュースに少なからずびっくりしました。私が知っていた頃は、「親分の威光を笠に着た悪徳商人」のように言われてた人。当時私はまだ業界のことを何も知らないワカモノだったので本当のところはどうだったのかわかりませんが、大スターを守る立場の苦労は並大抵ではなかったでしょう。彼の権力は絶大で、発言力・影響力は永遠に続くように思えました。しかし。訃報を知らせてくれた友人によると、1週間ほど前に階段を踏み外して頭を打ってしまい、意識が戻らないまま、息を引き取ったそう。え・・・。あの権力の塊、音楽界が彼にひれ伏しているような時期もあった人が、そんなあっけない最期だったなんて。この世の栄華は虚しいかも、なんて思ってしまった。思い返せば、私がお金をもらえる程度に通訳ができるようになったのは、彼の来日のたびに職場で会議の通訳をさせられていたのも、大きな理由のひとつ。「favouriteさん英語しゃべれるんでしょ、じゃあやって」という勘違い上司の命令により(「しゃべれる」のと「通訳できる」のは違うのだ!)1回6~7時間におよぶミーティングを、両方向の逐次通訳をひとりで、という今考えればビックリな荒業をやらされてました。おかげで鍛えられました。・・・と思うと、マネジャー氏には感謝しなければいけないね。ご冥福を。一つの時代が終わった、と、ちょっと感慨深い。blog ranking←いつもクリックありがとう♪