外国人が参加している音楽現場では、バイリンガル(2言語)環境はもちろんのこと、
トリリンガル(3言語)くらいはわりと普通。
以前私が関わっていた現場でも、日本語・英語・ドイツ語が日常的に飛び交っていましたが、
大抵は英語が全員の共通言語になってます。

ところが今回は、中国語が入ってきたからややこしい。
全員の共通言語というものがありません。以下思いつくままに、出演者・スタッフの言語状況です。冒頭にあるのがその人の母国語、あとはここで使っている順。ここで使ってない言語は省略。日・英日・中日・英・中 (この人、今回とっても貴重)日・伊・英 (英より伊が得意な日本人もめずらしい)中・日中・日・英 (この人もとっても貴重)中・英中・英・伊英・伊伊・英仏・英・伊韓・日日only中only英only (今回コミュニケーションにいちばん苦労する人)・・・こんなかんじ。ご覧のとおり、全員の共通項はないわけですよ。オーケストラのメンバーは日本人と中国人。指揮者は日本語と英語を混ぜて話し、それに中国語の通訳がつく。演出は英語人なので、必要に応じてスタッフが日本語にしたり中国語にしたり。字幕担当者は日英バイリンガルでヨーロッパ言語がわかる人ですが、ここでは中国語スタッフがどうしても必要だし。毎日配られるスケジュール表も、3ヶ国語表記です。こりゃーみんな大変だなあ、と思っていたら、3ヶ国語なんてなんのその、昨晩はなんとイタリア語会話を聞くことに!出演者のイタリア人&若い日本人歌手の方たちと一緒に食事をさせてもらいました。オペラ歌手としてはイタリア語は必須なわけで、中でも特に若い2人がイタリア語習得に必死らしい。イタリア人さんはとても丁寧に「それはこう言うんだよ」と教えてあげたり簡単な話をイタリア語でしてみたり。いや~、中国で中華料理食べながら、ナマのイタリア語聞けるとは思わなかったわ。どうやって勉強したらいいですか、という若者の問いに、イタリア人答えて曰く。「一日一語覚えればいいんだよ。例えば今日はciao! とか。朝、顔を洗いながらciao、ゴハンを食べながらciao、電車に乗ってるときにもciao。繰り返したら絶対覚えるから。それを1年やってごらん、365も新しい言葉を覚えられるんだよ。」そうだよねー、それ基本よねー。なかなかやれないけどね。今朝のリハーサルが始まる前に、このイタリア人さんに会ったので、イタリア語でhow are you? と言おうとしたらとっさに出てこなかった。なので彼に聞きました。よって、私の「本日のお言葉、イタリア語編」 は Come stai? でした♪あれ?中国語をやるはずだったのでは?blog ranking