会社などで通訳の手配をしたことがある方はご存知と思いますが、
ふつう通訳の予約は、拘束時間によって半日か全日かに分かれます。
4時間までが「半日」、
4時間以上8時間までが「全日」。
8時間以上になると30分単位で「残業代」をつけたりします。

実働時間ではなくて、あくまで「通訳という人間を拘束する時間」です。
英語聞き続けしゃべり続けて何時間もいけるわけはありません。
(あ、TVロケで10時間近くほぼ通訳しっぱなしのときがありましたな。ヘロヘロでした。)
会議が2時間で終わっちゃっても「半日」、
一日中みっちりイベントがあっても8時間までなら「全日」。
途中の休憩時間や移動時間も、もちろんカウントされます。

通訳エージェントを通していると、このへんの計算がきっちりしているのですが、
私はいただく仕事のほとんどが直契約なので、わりとケースバイケースで対応しています。
新聞社のインタビュー、30分だけだから!とか、
昼間の打ち合わせから始まって、夜のパーティーもあるので終わりがはっきりわからないんだけど・・・
などなど、いろいろ。
新しいクライアントさんからお仕事をいただくときは、自分の通常レートを基本に、
拘束時間と内容と難易度によってギャラ交渉をするわけです。

先日いただいた仕事で、こんなのがありました。
「1日目の17時から2日目の20時まで。XX円でお願いしたいのですが。」

あのー。夕方から翌日の夜って・・・。
切れ目はないんでしょうか。
せめて1日目は8時間で25時まで、とかさ。
依頼主が提示して下さったギャラが、私の通常の2日分よりはるかに多いのも
(ありがたいけど)気になります。

依頼主のお話はこんなかんじでした。
「ある外国の歌手&バンドのご一行様を成田に迎えに行くところからスタート。
そのまま宿泊ホテルに連れていき、続いて翌日の本番についての打ち合わせ。
夜中1時ごろからサウンドチェックの予定だが、会場設営の進み具合によってずれこむ可能性あり。
まあfavouriteさんは、夜中2時ごろには一旦休んでもらえると思います。
2日目は午前中リハーサルやって、本番は18時から。
拘束時間は長いんですけど、待ち時間も結構長いですよ。」

そうですか。仮に夜中2時までかかったとしても、
5-6時間は寝られるだろうし、それなら大丈夫かな。
というわけでお引き受けしました。

・・・甘かった。
ほんとに徹夜になりました!!  (つづく)→続編は*こちら


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