私が仕事でお世話になっているある女性(ヨーロッパ人)は、
フリーのコンサルタントで、私にも英語仕事を何度も下さった方ですが、
いつもビジネスどっぷりな彼女から、先日ある招待状が届きました。 招待状って、結婚式じゃないのよ。「私の個展をやりますから、来てください」と。個展??それって美術の個展?「私の」って、あなた絵を描く人なの?クエスチョンマークだらけのまま電話してみたら、やはり彼女の作品だと。彼女は実は子供のころから絵を描くのが好きで高校は美術専門の学校に行っていたのだが、たまたま他のお勉強もよくできる子だったことと「絵で身を立てるのは難しいだろう」というごく一般的な判断のもと、大学では法律を専攻することに。大学院にまで進み、その専門分野で仕事を始めて以来、いつしか絵を描くことは「趣味」となっていました。ビジネス8割、絵は2割、くらいのペースで描いてはいたけど、あくまで「お遊び」と割り切っていたのです。が。つい最近、50歳を目前に、「私が本当にやりたいのは絵なのだ」と強く思うようになり、それまで関わっていた仕事のタイミングや、人との出会いなど、様々な要素に押されるかのように真剣に絵を「生活の中心」にすることを決意。なんと、絵が8割ビジネス2割と、それまでの比重を逆転させたのです。決めたら彼女は行動が早い。日本にももう長いこと住んでいるので広い人脈もあり、あっという間にあるお店で初の個展をすることになったのです。彼女の絵は抽象画。それも、クライアントの要望を聞いたりその人の雰囲気を見て沸き起こったイメージをデザインに変えていく、というもの。初の「個展」はいわゆるギャラリーではなく、あるお店のフロア内を飾るように作品が掛けられていました。お店とオーナーの雰囲気で描いたという作品はみな個性的で面白いものに仕上がっていました。絵でも音楽でも、芸術で生きていくのが難しいのは当然わかっている。でも、長年封印してきた「自分が本当に好きなこと」を生活の中心にしたという彼女の勇気に、ブラボーです。
フリーのコンサルタントで、私にも英語仕事を何度も下さった方ですが、
いつもビジネスどっぷりな彼女から、先日ある招待状が届きました。 招待状って、結婚式じゃないのよ。「私の個展をやりますから、来てください」と。個展??それって美術の個展?「私の」って、あなた絵を描く人なの?クエスチョンマークだらけのまま電話してみたら、やはり彼女の作品だと。彼女は実は子供のころから絵を描くのが好きで高校は美術専門の学校に行っていたのだが、たまたま他のお勉強もよくできる子だったことと「絵で身を立てるのは難しいだろう」というごく一般的な判断のもと、大学では法律を専攻することに。大学院にまで進み、その専門分野で仕事を始めて以来、いつしか絵を描くことは「趣味」となっていました。ビジネス8割、絵は2割、くらいのペースで描いてはいたけど、あくまで「お遊び」と割り切っていたのです。が。つい最近、50歳を目前に、「私が本当にやりたいのは絵なのだ」と強く思うようになり、それまで関わっていた仕事のタイミングや、人との出会いなど、様々な要素に押されるかのように真剣に絵を「生活の中心」にすることを決意。なんと、絵が8割ビジネス2割と、それまでの比重を逆転させたのです。決めたら彼女は行動が早い。日本にももう長いこと住んでいるので広い人脈もあり、あっという間にあるお店で初の個展をすることになったのです。彼女の絵は抽象画。それも、クライアントの要望を聞いたりその人の雰囲気を見て沸き起こったイメージをデザインに変えていく、というもの。初の「個展」はいわゆるギャラリーではなく、あるお店のフロア内を飾るように作品が掛けられていました。お店とオーナーの雰囲気で描いたという作品はみな個性的で面白いものに仕上がっていました。絵でも音楽でも、芸術で生きていくのが難しいのは当然わかっている。でも、長年封印してきた「自分が本当に好きなこと」を生活の中心にしたという彼女の勇気に、ブラボーです。