以前お手伝いした水泳大会のプログラムに載ってました。
日本水泳連盟の初代会長、末広嚴太郎氏のお言葉。昭和14年の連盟会報誌(?)に掲載されたようです。水泳選手なんて目指せないワタクシですが、ほほう、と思った部分をメモしておきます。「練習十則」より抜粋 第一則先ず正しいトレーニングによって体を作れ。体を作ることを忘れて、いたずらに技巧の習得を努めても決してタイムは上がらない。第三則むやみに力泳するよりは、水に乗る調子を体得することが何より大切である。第四則スタートとターニングとの練習は、泳ぎそのものの練習より大事だと思わねばならぬ。第六則レース前の練習に当たっては毎夕毎朝必ず体重を測れ。もしも朝の計量において体重の回復が充分でないことを発見したならば練習の分量をへらさなければならない。第七則スランプは精神よりはむしろ体力の欠陥に原因していると思わねばならぬ。いたずらにあせるより、思い切って二三日練習を休む方がよろしい。第九則あがる癖のある選手にいくら精神訓話を与えても、何もならない。いかなる場合にも体を柔らかくして、水に乗って泳げるように徹底的に練習させ、癖づけてしまうことが何より大切である。第十則良き練習は良きコーチによってのみ行なわれ得る。しかしコーチにのみ頼って自ら工夫することなき選手は上達しない。抜粋おわり。私が「この人、すごい人だな」と思ったのは、とくに第六、第七、第九則の言葉。戦前の、ひたすら頑張るのが良しとされたであろう時代に、「思い切って休め」とか「練習量を減らせ」とか「精神訓話は意味なし」と言えることもすごいし、発想自体がめずらしかったのでは?と思うのです。最近ムリ続いてるわ~、とお思いのアナタ、ご一考を。
日本水泳連盟の初代会長、末広嚴太郎氏のお言葉。昭和14年の連盟会報誌(?)に掲載されたようです。水泳選手なんて目指せないワタクシですが、ほほう、と思った部分をメモしておきます。「練習十則」より抜粋 第一則先ず正しいトレーニングによって体を作れ。体を作ることを忘れて、いたずらに技巧の習得を努めても決してタイムは上がらない。第三則むやみに力泳するよりは、水に乗る調子を体得することが何より大切である。第四則スタートとターニングとの練習は、泳ぎそのものの練習より大事だと思わねばならぬ。第六則レース前の練習に当たっては毎夕毎朝必ず体重を測れ。もしも朝の計量において体重の回復が充分でないことを発見したならば練習の分量をへらさなければならない。第七則スランプは精神よりはむしろ体力の欠陥に原因していると思わねばならぬ。いたずらにあせるより、思い切って二三日練習を休む方がよろしい。第九則あがる癖のある選手にいくら精神訓話を与えても、何もならない。いかなる場合にも体を柔らかくして、水に乗って泳げるように徹底的に練習させ、癖づけてしまうことが何より大切である。第十則良き練習は良きコーチによってのみ行なわれ得る。しかしコーチにのみ頼って自ら工夫することなき選手は上達しない。抜粋おわり。私が「この人、すごい人だな」と思ったのは、とくに第六、第七、第九則の言葉。戦前の、ひたすら頑張るのが良しとされたであろう時代に、「思い切って休め」とか「練習量を減らせ」とか「精神訓話は意味なし」と言えることもすごいし、発想自体がめずらしかったのでは?と思うのです。最近ムリ続いてるわ~、とお思いのアナタ、ご一考を。