花冷えの東京からこんにちは。寒いね~

さて、先日80年代ナツメロに走ったおかげで、
また学校時代のことをいろいろ思い出してます。
というわけで、以前書いた「current = 電流」に続いて、
ふたたび「かたよった訳語シリーズ」です。^^  すでに何度か書いている通り、私の英国人学校 in ドイツ、は英国軍人の子女のための学校。私のような外国人はもちろん、イギリス人でもお父さんが軍人じゃない子は圧倒的少数です。我々少数派は civilian(民間人)と呼ばれていて、いろんな待遇が軍人ファミリーとは違ってました。たぶん授業料なんかも相当違ったんじゃないかと思いますが、当の子どもにも一番わかりやすいのが、給食費です。給食は School dinner と言って、いわゆる hot meal。肉がドーン、イモがドーン、豆がドーン、+デザート、て感じ。でも、皆一律に給食を食べなくてはいけないわけじゃなく、お弁当にしたければお弁当でもOK。スイッチも自由なので、給食にしたければその都度好きなだけ school dinner ticket を買えばいいんです。あ、そういえば、同じお昼の食事だけどナイフフォークを使って食べる温かい食事の給食は dinner、パンにチーズをはさんだだけ、といった簡単なお弁当は packed lunch と言ってました。日本のように、ゴハンありオカズあり、という盛りだくさんなお弁当は皆無。私は母に作ってもらってお弁当だった時期が長かったのですが、ものめずらしさと友達とのつきあいもあって、ときどき school dinner にしてました。チケットを買いに行くと、先生に必ず聞かれるのが、これ。"Entitled or non?"Entitled か、non-entitled か?さて、この entitle という単語ですが、to entitle 誰々 to なんとか、で「誰々になんとかをする権利を与える」、つまり受動態の be entitled to なんとか、で「なんとかをする権利がある」という意味。オクスフォードには、give someone a legal right or a just claim to receive or do something とあります。要するに私のこのシチュエーションでは、(給食費割引の)権利を持っているか否か?と聞かれていたわけです。そんなわけで、私の頭の中では、「entitled = 軍人家族」という図式が出来上がってしまい、またそうしょっちゅう使われる単語でもないため長いことこれが正しく書き換えられないままでした。ちなみに、entitled pupil すなわち軍人の子どもが払うべき給食費は、私たち non-entitled の10分の1くらい。なんだそりゃ、ってほどの差でした。チケット売り担当の先生が私のことを知っている場合はだまっていても non-entitled 値段のチケットが渡されたのですが、知らない先生だと、これまた聞きもせずに entitled のチケットをくれたり。白人が95%以上という環境のなかで、こんなオリエンタルな平面顔なら英国人ではない、すなわち父親が英国軍人ってありえない、とか思わないんだろか。といいつつ、サービスしてくれてありがとう、先生。blog ranking←いつもクリックありがとう♪