いよいよ最後です。笑

もしもここまで読んでくれた方がいらっしゃいましたら、感謝します。笑







今回ポルトガルに行ってみて気づいたことは、

「旅はまるで恋愛のようだ」

ということ。笑


みなさん恋愛を始める際の三原則(?)を聞いたことはありますか?

フィーリング、ハプニング、タイミング(そしてフィッシング。笑)

重要なので今度は英語でリピート☆

feeling, happening, timing (and fishing!)

はい。ヽ(゜▽、゜)ノ


でも結構まじめに、今回のポルトガル旅行を通して、

この3つがそろったとき、旅は、

「ただの旅行」から、「人生を変えるような旅」に変わるんじゃないか

って気づいてみたのです。

もちろん完全に持論ですが。



そして特に旅ではハプニングが大事だと思いました。広い意味で。

今回、黒人社会を見れたこと。

完全にハプニングです。

全然予期してませんでした。

こういうハプニングは、現地の友達がいてこそありうるなぁとも思いました。


私、観光は否定しません。

ガイドブック持って歩くのも、

カメラ持って歩くのも、

地図もって歩くのも、

恥ずかしくないです。

別に日本人だけがそうしてるわけでもないです。

観光客は何人だろうがみんな観光してます。

みんな憧れの白人だってガイドブックもカメラも地図も持ってます。

観光して何が悪い。

観光だって、旅行の大きな目的の一つじゃないか。


でも、否定しないけど、正直、悪く言うと、やっぱりヨーロッパ内は似てる部分が多いと思いました。

街並み、街の大きさ、都市機能の仕方、景観、見どころ…

たくさんの都市に行くことができたからこその贅沢な悩みだと思います。

こんな風に思えること自体ありがたいですよね。ありがとうございます。


でも、だからこそ、今思うのは、その都市独特のものを見たい、ということ。

つまり、その土地の社会を知り、その土地の文化を知りたい、ということ。

「ただの旅行」では結構難しいとおもいます。

観光地を回るだけでは正直見えにくいと思います。


だからこそ、現地の友達がいることがとても重要だと思いました。

その土地の文化を持ち、その土地の人とのつながりがあり、その土地の社会に根付いている。

そういうのを、現地の子といると、多かれ少なかれ見ることができる。

じっくり話をする時間があればなおよし。


私、観光地を一人で回るのは嫌いじゃありません。

地図見ながら、少し迷ったりして意外にもきれいな道に出会ったり(まさにハプニング笑)

一人で好きなとこ色々うろちょろして回る感じ。

嫌いじゃないです。

というかむしろ感動が大きくなる気がするので好きです。


でも、一人旅はあまり好きじゃないことにも気づきました。

ご飯食べるのも、寝るのも、何をするのも、常に一人。

これは少しさみしい感じがします。私は。(否定してるわけではないです。)

理想は、一人で観光地も回りながら、現地の友達と少しゆっくりする時間があるような旅。

他の社会を知るのはかなり難しいと思うけど、

それでも少し違った社会が垣間見れる感じ、好きです。


今回は、まさにそれができた気がします。

黒人社会、白人社会。

(少しおおげさな言い方かもしれませんが…。)






しかも、今回はタイミングもフィーリングもぴったりでした。

特にポルトで。


実はこの4日間、天気予報は雨でした。

聞いてみると、リスボンでもコインブラでもポルトでも、私が来る前までは実際雨が降っていたそう。

ポルトに関しては、朝起きたときも雨降ってました。

ところが、私が出かける頃にはやんでいて、

そのあとは結局雨降ることは一度もなく、むしろ快晴!

前から自分が晴れ女だとは思っていましたが、ここまでだとは…。笑

まさにタイミング。



さらにフィーリングでは、ポルトの景色がきれいすぎたことです。

恋愛でいうなら性格のいいイケメンに出会えた感じです。

前も言いましたが、ポルトガルの都市は山みたいになってる。

バルセロナも比較的坂はおおいですが、大きく見れば大部分は平野です。むしろ山のふもとあたり。

でも、ポルトもリスボンも、完全に山の形にそって都市が出来上がった感じ。

なので、都市の中から、見る景色よりも、都市の外から都市を見る方がきれいです。

もちろん都市の中もきれいです。

オレンジ色の屋根が続き、少し遠くに川が流れている感じ。

確かにきれいです。

でも、他のヨーロッパの都市と似ています。ジュネーヴも、フィレンツェも、そんな感じ。

その点ポルトの都市を外から見る風景は、ポルトでしか見れないな、と思いました。

リスボンも同じような形だけど、都市の「反対側」がないんです。

ポルトは、目の前にあるそんなに大きくない川にかかった橋を渡って、ワインセラーの立ち並ぶ川の向こう岸に行くだけ。

そこにあるGAIAという展望台から見る景色は、完全に私の「タイプ」でした。

息をのみます。

脳裏に焼き付いています。



というのも、じつはもう一つハプニングがあったからです。

実は、カメラが、カバンにいれてただけなのに、いきなり使えなくなってしまいました。

もちろんショックがないとは言いません。

でも、結構いいハプニングだったような気がします。


今までは、思い出を残したくて、写真撮りまくる方でした。

写真を撮り損ねる恐怖感さえあるんじゃないかというか。

だから、自ら進んで写真を撮らない勇気はもてませんでした。


でも、写真撮れないなら仕方ない。

記憶に残すしかない。

ということで、実際により風景全体が記憶に残されるような気がしました。


結局写真は切り取り作業。

普通のデジカメも十分な性能はありますが、やっぱり制限がある。

そして一旦風景を切り取ってしまったら、

その切り取った風景の写真が記憶に残る。

写真の罪ですね。


なんでこんなことを言うかというと、以前友達と、

「誰かの顔を思い出すとき、どんなふうに思い出すか」

という話をしたことがあったからです。

思い出す相手によって多少違いますが、私は、人を思い出すときも、結構写真であることが多かったんです。

もちろん写真だけではないけど。


風景も、私にとっては似た部分がありました。

写真に収めたという事実によって安心感が生まれ、

記憶には残らなくなる。

もちろん思い出そうとすれば思い出せるけど。

記憶しようとしてなかった分、思い出すものも少し曖昧。


確かに、写真は思い出に残せるものだとも思うけど、

これからは人の写真だけにしようと思ったり。

風景の写真についていうなら、インターネットが発達した今、

私のふつーのデジカメで撮ったような写真なんかより数倍きれいな写真がネットですぐに手に入ります。

それが味気ないというのなら、ポストカードもありだと思います。

結構色んな風景があるし。


写真で残そうとするより、記憶に残そうとした方が、当然のごとく記憶に残ります。



…そんなこんなで、ただでさえイケメンだったポルトくんが、忘れることのできないくらいかっこいい人にまで昇格した感じです。

まさにハプニング。

何があるかわからないです。




そんな感じで、ポルトに恋してしまった私、締めは、ポルトワインでした。

川の向こう岸に並ぶワインセラー。

ポルトワインはリキュールくらい濃くて強いけど、甘くて結構飲みやすい。

(ポルトワインも結構ポルトにはまったポイントの一つです。)

友達に、SANDEMANという銘柄が有名だよ~と教えてもらったので、

値段がそんなに高くない(というかむしろ安かった)ことを確認して、そこで昼ごはんを食べることに。

川の目の前にあるテラス席でごはんが食べれます。

歩き疲れて入ったお店。

目の前にはポルトの都市の景色。

ご飯食べながらポルトワインを飲み、

暑くも寒くもない天気の中、

太陽の暖かさを感じる。

これを幸せと呼ばず、何を幸せと呼ぶのか。

そんな感じでした。

1時間半くらい太陽の下でごはんたべながらぼーっとしてたので、

さすがに家帰って鏡を見ると、もともとすでに小麦色の肌の私が、さらに小麦になってました。

めでたし、めでたし。



もう一日いたら、少し持て余してたかもしれません。

でも、さすがにあと半日はいたかったなぁ。。。

でも、もしかしたら「足りないくらいがちょうどいい」のかもしれません。


ポルトにいた時間、1日未満。

私に与えた影響、計り知れず。






今回のポルトガル旅行、一皮むけた旅になったきがします。

心が洗われたというか、パワーをもらったというか…。

前にスイスに行った時も、同じような感覚を抱いた覚えがあります。

理由ははっきりこれだって言えるものはありません。

が、思いつくものはたくさんあります。

旅行をする直前くらいの心境(タイミング)、その土地で見たもの(フィーリング)、現地の友達と話して見えたもの(ハプニング)…。

そしてもう一つ面白い点は、スイスもポルトガルも、現地の友達は、住んでいる国とは別の国の文化を持つ人たちでした。

少し自分と重なる部分があるけど、やっぱり同じ状況ではないから、共感しつつも、新しいものが見える感じ…。











留学生活も残り2,3か月。

こっち来る前、「留学したらヨーロッパ全土旅行するぞーー!!」なんて思っていました。

西欧も東欧も。大きな都市から小さな田舎まで。

留学からの帰り道は、陸路で帰ってイランとか行けないかなーなんて思ったりも。


実際は、当然のように考えていたようにはいくはずはなかったのですが、

それでもありがたいことに、色々旅することはできました。

主にスペインからそう遠くない西欧の国を中心に。

そして残りの時間も、可能な限りで色々見てみたい。





母には、スペイン留学なんだからスペインを見てこい、と言われ、

あまりヨーロッパ旅行は賛成されてません。

実際私も、ポルトガル旅行の前は、旅行行きたいとは思いつつも、旅行って何のためにするのか、はっきり答えられなかった。

母の言うことも納得できる。




でも、今思うこと。

スペインを見るって、何?




たとえば、私はポルトガルの黒人社会を見ることで、

バルセロナの外国人たちを見ました。

それ自身を見ることでなく、

それ以外にものを見ることで、

比較することができたからです。

相対化っていうやつ。

日本の「在日」もまた違った風に見えたし。

(これって屁理屈でしょうか?)





もう一つ思うこと。

旅は、その社会を見るためにあるんだ、ということ。



こっちは、必ずしもうまく行くとは限らない。

けれどもそれができたときは、本当に計り知れないものを与えます。

抱いたことのない感情が生まれたり、

色々違った視点でものを見るようになったり。




私がここで書いたことは、文化や社会が異なるところを旅行するときの話だと思います。

仲いい友人と日本国内で近場に温泉旅行~なんていうのも、かなりいい旅の一つですが、

目的は完全に異なるとも思います。




とにかく、旅行は、私にとっては、

計画したプランを遂行するものではなく、

大きなものでも小さなものでも、とにかく色々なものに出会うもの。

そういう小さいけど素晴らしいものに出会うためのものなんだと気づきました。





そして私はこうやって、考えて考えて考えて、自分の行動を正当化しようとします。

自分が納得できるものでないと、やっぱり不安が生まれるからです。

小心者だからこそ、たくさん考えて、自分がしっかり納得できたら、自信がもてるようになる。

一旦自信をもつと、ドン、と構える。

だから私のあだ名はドン。(あ、これはリアルですヽ(゜▽、゜)ノ)

馬鹿と天才は紙一重。

小心者とドンは紙一重。

自信を持つために小心者であるならば、小心者も万歳ですね。

めだたし、めでたし。