行ってまいりました、サラゴサ。
サラゴサは、アラゴン地区では一番大きい都市で、バルセロナとマドリードのちょうど真ん中あたりに位置しています。
スペインの右上辺りです。
(アラゴン自治州の州都、という表現を使っていいか定かではないですが、そんな感じです。)
今回行った理由としては、サラゴサのピラール祭を見るためです。
スペインでは、各都市に必ず一人ずつpatrónとpatorona(=男女ひとりずつの守護聖人)がいて、それぞれのために祭を行うため、必ず年に2回お祭りがあるそうです。
ちなみにサラゴサのピラールは女性です。
そして以前あったバルセロナのとっても大きなお祭りである La Merce も、同様のものです。(多分、、、女性。)
バルセロナからバスで4時間弱。
往復の料金は25€ほど。
かなりお手頃ですよね。
でもお祭りのためか、ホステルだったのに少し高めだったのが残念。
(高めだったのにちゃんとお湯が出なかったり、ベッドのシーツ明らかに洗ってなかったり、5人なのに4-1になったりだったのでより残念。)
色んな所に行きましたが、いくつかだけ。
サラゴサは正直そこまで大きな都市ではないので、観光名所といえば、Palacio de la Aljaferia とピラール教会くらいです。
前者のアルハフェリア宮殿は、もとはイスラムがまだいた頃に建てられたもので、のちにキリスト教のお城になったもの。
そして現在はアラゴンの議会としても使われています。
建造物としては、完全にイスラム建築でした。
中庭が少しヨーロピアンだったくらい。
そして中にはちょっとした博物館のようになっていた展示室があったのですが、そこではアラゴンの旗に表されているシンボルの意味を知れるコーナーもありました。
かなりいい勉強になりました。
感想としては、こうやって州に旗があって、州の歴史やら伝統を強く意識してるのって、日本にはないなということ。
カタルーニャはその典型でしょうが、他のスペインの地区もそうなんだなぁ、とちょっと発見。
ナショナリズムというより、地域単位でのアイデンティティーが強い国なんだなと思いました。
そしてアラゴンとカタルーニャでかなり共通するものが多かったので、また歴史を勉強しなおしたいと思います。
後者のピラール教会は、私が今まで行った数少ない教会の中ではかなり豪華な教会でした。
教会には何度か行ったことがあったので、作りのパターンはいっしょだなぁ、とおもったのですが、一つ一つの装飾や、規模が全然違うのです。
そして、行ったのは日曜日だったので、来ていたのは観光客だけではありませんでした。
手を握り、ひざまずきながらお祈りする人がいたり、神父様の前でひざまずきながら何か話していた人(懺悔なのかな??)がいたり、聖母ピラールの像にキスするために行列ができていたり。。。
初めて目にしたので、少しカルチャーショックでした。
宗教ってどういう感覚なんだろうなぁ、と。
最終日の最後のプランでは、闘牛場で行われるショーを見に行く予定でした。
誰もそれが闘牛だとは思ってなかったのですが、ショーとは、まさに闘牛のことでした。
みんな正直闘牛に対してはちょっと疑問を抱いているタイプの子たちが多かったのと、チケットが一番安くて18€するということで、結局見ないことになりました。
その後、入ったバルのテレビでちょうど闘牛が放映されてました。
それは、牛を殺すものではなく、ただの見世物的なもの。
現在、闘牛が禁止されている州が増えてきているとのこと。
牛を殺さなくて済むので正しいといえば正しいかもしれない。
でも、一緒にいた友達が、闘牛士はこれからレストランで働くしかないのかなぁ、と言って、なんだか考えさせられました。
闘牛士は闘牛士で、伝統を守っている人々だし、実際殺さないパターンの闘牛もあるのなら、全面的な禁止でもいいのでは・・・。
とりあえず、自分に知識がなさすぎて何も言えないけど。
なんで牛を殺すのか。
歴史的にはどういう意味を持っていたのか。
なぜ今でも人気を集めているのか。
殺すのと殺さないのとの違いは何なのか。
勉強したいです。
街自体、街に住む人々、ピラール祭、この全てにおいて、かなりアーティスティックな特徴が強いバルセロナのMerceや、いわゆる都市であるバルセロナに比べると、サラゴサはかなり宗教色が強かったように思います。
旅の出会いとしてとても楽しかったのは、ある親子と、あるお菓子屋さん。
サラゴサにいる間、赤と黒のチェックのスカーフを巻いてる人をたくさんみかけました。
ちょっと休憩で入ったアイスクリーム屋で出会った親子も、三人とも着けていて。
気になっていたので、どういう意味があるのか聞いてみたところ、それはサラゴサの色だとのこと。
色々話していたのですが、その子供(5歳くらい?の男の子)がとてもとてもかわいくて。
すっっっごく照れ屋なのに、なんだかんだで手を振りかえしてくれたり、写真はカメラ目線だったり。笑
結局最後まで照れたままお別れだったんですが、別れた後に、お父さんとその子が戻ってきて、そのスカーフくれました。
なんでも、男の子があげろと言ったそう。笑
可愛すぎる。笑
あんなに照れてたのに。笑
とてもいい思い出です。
スペイン語を話せるからこその出会い、スペインならではの出会いがあるから、スペインが好きです。