こんにちはー


というか朝ですが。。




今回は、映画『パッチギ』についての感想を書こうと思いますーー




『パッチギ』ってみなさんご存じでしょうか?


カンタンに説明すると、1970年代の在日を描いたものなんですが。


在日の中ではやはり知らない人はいない、というような作品なんですが、日本人の間ではどうなんでしょう?




この映画を初めて見たのは、私が中二のときでした。


当時は、「リムジンガン」という曲の切なさ、フォーククルセダーズの曲の切なさ、主役のかっこよさ笑などにしか目がいっていませんでした。


まぁ年齢的に幼かったんだなーということですね。


在日という境遇のつらさも、直接的に描写されているところでしか感じられていませんでした。




でも、今、大学3年になって、それなりに人生経験も積み、自分なりの世界観も持ち始めた状況で改めてこの映画を見てみると、深いなぁ、と思い、中二のときよりも泣いていました。


井筒監督と飲みに行きたいなーと思ったくらい笑、今の私の考え方にぴったりくる映画だったんだと思います。


パッと見、ただのヤンキー映画にしか見えないかもしれないし、昭和の懐かしさを楽しむものに見えるかもしれないですが、今の私には、反戦、反米、芸術という手段、反エリート・・・といったメッセージを受け取りました。


そしてもちろん在日という境遇についても改めて考えるところがありました。




『パッチギ』を改めて見ようと思ったのは本当に偶然だったのですが、実はつい最近、在日ということについて改めて考える機会がありまして。


私にとって在日とは、一生付き合っていかなければならない、決して拭い去ることはできないものです。


ちょっと不治の病にも似たところがあるんじゃないかと思います。


絶対に離れられない「境遇」だからです。


そのような境遇に悩まないときはありませんでしたが、やはり今までで一番悩んだのは高2のときでした。


一生忘れないだろうなーと思うほど。




でも高校を卒業してからはある程度克服して、自分なりの考えの軸を持っていました。


そしてそれが揺らぐこともなかったのですが、最近、初めてその軸が揺らぐようなことがあったんです。


そのこと自体についてはここでは書くつもりはありませんが、そのとき私はまた「拭い去れない在日という境遇の重さ」を改めて思い知ったような気がしました。




最近ゼミで考えていることも、「現代という拭い去れない境遇」であり、『パッチギ』はその両方を表現しているんだなーと思いました。




映画というものの可能性に期待を持っている今、色んな意味で『パッチギ』に再び出会ってよかったと思います。