主要人物はイニシャルにNが含まれる。
第1章では、それぞれが警察で話した内容を書いてある。
第2章からは、それぞれがその事件で感じたことや隠していること、10年後の話が語られる。
野口夫妻が殺害される。関係者は西崎、杉下、成瀬、安藤の4人。
土地開発のため、杉下が住んでいるアパートが買収されそうになる。大家は拒むがいつ強制的に土地買収されるかわからない。大家にはアパートに思い入れがあり、土地買収の話には反対、アパートを取り壊す気はなかった。
その思いを汲み取り、アパートの住人である西崎と杉下はどうしたら買収されずに済むか2人で考える。
近所に大きなビルがあり、その持ち主が土地開発の計画に賛成しない限りは大丈夫だろうという結論に至り、持ち主とつながりを持とうとする。
西崎と杉下と同じアパートの住人である安藤は、偶然にもそのビルの持ち主の息子が働く会社の内定をもらっており、西崎と杉下は、その息子である安藤の上司になるであろう野口と就職前にお近づきになっておこうと安藤に持ちかける。安藤には土地買収の件は秘密にして。
作戦通り、何も知らない安藤とともに杉下は趣味の将棋、スキューバーを通じて野口と交流をもつことができる。
一方西崎は、野口の妻と出会い不倫関係になっている。野口は気に入らないことがあったり、嫉妬心や自尊心から、妻に暴力をふるっていた。妻はそれを愛情と捉えていたが、西崎は自身の経験からそこから解放すべきだと感じ、解放しようと試みる。杉下はその話を聞き、協力する。
杉下は成瀬から高級レストランの出張サービスがあると聞き、西崎とそれを利用して妻を連れ出す作戦を立てる。成瀬の協力も得られたため、実行に移すこととした。
当日、野口は杉下を早めに呼び出し、将棋で安藤に勝つための作戦を一緒にたてる。しかしそれをみた野口の妻は2人の関係をより疑ってしまう。花屋に扮した西崎が花束を届ける際に妻を連れ出す作戦だったが、偶然にも早くついた安藤にみつかる。安藤は西崎がいることを不審に思い、また自分だけが作戦からのけ者にされたという思いから野口家のドアの外のチェーンロックをかけてしまう。
西崎が妻に逃げ出そうというと、妻はそんなつもりはない、ただ杉下と夫を離してくれと言い出す。自分は夫を愛していると。
そうこうしているうちに野口が書斎からでてきたため、西崎は野口に殴られることになる。それをみた杉下が花瓶を手に取るが、妻に奪われ妻は野口を花瓶で殴り殺害してしまう。
困惑する西崎と杉下、逃げ出そうとするが外からチェーンロックがかけられているため逃げ出せない。
妻は夫を殺害してしまったことにより、包丁で脇腹を刺し、自殺する。
登場人物それぞれに大切な人がいて、その人のためによかれと思って行動した結果謎が深まったり、疑念や嫉妬心、疎外感が生まれたり、また同じ出来事でも思っていることとはちがう捉え方を相手がしていたりする、結局読者にしか真実はわからないという書き方だった。
湊かなえ作品は久しぶりに読んだけどほんとに人間の欲望やいやらしい、嫌な部分をうまく描いていると感じた。
大切な人を守るために、愛とはなんなのかを考えさせられました。
第1章では、それぞれが警察で話した内容を書いてある。
第2章からは、それぞれがその事件で感じたことや隠していること、10年後の話が語られる。
野口夫妻が殺害される。関係者は西崎、杉下、成瀬、安藤の4人。
土地開発のため、杉下が住んでいるアパートが買収されそうになる。大家は拒むがいつ強制的に土地買収されるかわからない。大家にはアパートに思い入れがあり、土地買収の話には反対、アパートを取り壊す気はなかった。
その思いを汲み取り、アパートの住人である西崎と杉下はどうしたら買収されずに済むか2人で考える。
近所に大きなビルがあり、その持ち主が土地開発の計画に賛成しない限りは大丈夫だろうという結論に至り、持ち主とつながりを持とうとする。
西崎と杉下と同じアパートの住人である安藤は、偶然にもそのビルの持ち主の息子が働く会社の内定をもらっており、西崎と杉下は、その息子である安藤の上司になるであろう野口と就職前にお近づきになっておこうと安藤に持ちかける。安藤には土地買収の件は秘密にして。
作戦通り、何も知らない安藤とともに杉下は趣味の将棋、スキューバーを通じて野口と交流をもつことができる。
一方西崎は、野口の妻と出会い不倫関係になっている。野口は気に入らないことがあったり、嫉妬心や自尊心から、妻に暴力をふるっていた。妻はそれを愛情と捉えていたが、西崎は自身の経験からそこから解放すべきだと感じ、解放しようと試みる。杉下はその話を聞き、協力する。
杉下は成瀬から高級レストランの出張サービスがあると聞き、西崎とそれを利用して妻を連れ出す作戦を立てる。成瀬の協力も得られたため、実行に移すこととした。
当日、野口は杉下を早めに呼び出し、将棋で安藤に勝つための作戦を一緒にたてる。しかしそれをみた野口の妻は2人の関係をより疑ってしまう。花屋に扮した西崎が花束を届ける際に妻を連れ出す作戦だったが、偶然にも早くついた安藤にみつかる。安藤は西崎がいることを不審に思い、また自分だけが作戦からのけ者にされたという思いから野口家のドアの外のチェーンロックをかけてしまう。
西崎が妻に逃げ出そうというと、妻はそんなつもりはない、ただ杉下と夫を離してくれと言い出す。自分は夫を愛していると。
そうこうしているうちに野口が書斎からでてきたため、西崎は野口に殴られることになる。それをみた杉下が花瓶を手に取るが、妻に奪われ妻は野口を花瓶で殴り殺害してしまう。
困惑する西崎と杉下、逃げ出そうとするが外からチェーンロックがかけられているため逃げ出せない。
妻は夫を殺害してしまったことにより、包丁で脇腹を刺し、自殺する。
登場人物それぞれに大切な人がいて、その人のためによかれと思って行動した結果謎が深まったり、疑念や嫉妬心、疎外感が生まれたり、また同じ出来事でも思っていることとはちがう捉え方を相手がしていたりする、結局読者にしか真実はわからないという書き方だった。
湊かなえ作品は久しぶりに読んだけどほんとに人間の欲望やいやらしい、嫌な部分をうまく描いていると感じた。
大切な人を守るために、愛とはなんなのかを考えさせられました。