紹介する本

本:ハムレット

著者:シェイクスピア

2022年5月

 

シェイクスピア4大悲劇の中の1つ。

マクベスに続き読みました。登場人物が多く、また話が長い、一つ一つのセリフも長いため難しく感じました。

読むのに1か月ほど要してしまいました。

 

[あらすじ]

亡き王の息子であるハムレットが父の姿をした霊からの願いである復讐を遂げるために悪運に見舞われる話。

ハムレットは、父の霊から現王により毒殺されたことを知り、父の元妃でありかつ現王の妃である母を淫婦と呼び、現王の娘でありハムレットと相思相愛であったはずの娘を恨み、身内からは狂人扱いされイギリスに流された。イギリスに流されているときに現王がハムレットを殺す計画をしていたことを知り、使用人2人を殺すよう命じ、また国に帰り、現王の企みにより、宰相の息子と決闘をする。宰相の息子の剣先には毒が盛られ、決闘に勝った際に飲む杯にも毒が盛られていた。手違いが生じ、宰相の息子、妃ともにその毒により亡くなる。なにも知らないハムレットは嘆き、現王の企みによる毒であることを知り現王を殺す。ハムレットは剣先に触れていたため自分もまた亡くなった。生き残ったのはハムレットの友人ホレイショ-のみ。国は他国の王に任せることをハムレットの最後の遺言とし死す。

 

[感想]

登場人物が皆して死ぬという現代のサスペンスもなかなかない話と思う。マクベスほど話は単純ではなく入り乱れている。またハムレット本人の人としての感情の動き方も人らしさを感じ、マクベスとは違い人の強さ、信頼というものも感じ取れる。

すべての始まりは現王がハムレットの父を毒殺したこと。深く考えると話が飛ばされ、なぜ?と疑問を持つような点も多いが、そういったところがハムレットが失敗作といわれる所以ではないかと思う。

とにかく本を読むのに時間がかかった。シェイクスピアの観劇はどれくらいの時間がかかったのか気になるところである。

 

 

たった先ほど本を読み終わったところなので口調が解説っぽくなってしまいました。

そろそろ夏ですね。

いったんシェイクスピアはこの辺にして他のを読もうかと。次は何の本を読もうかな。。。

おすすめあれば教えてください。

 

この前、劇団四季を見に行ってきました。

学校イベントなどではなく自分で劇を見に行ったのは初めてでした。

コロナで遠出ができない時代なので、こういったことにお金を使うのもいいですね。

オーケストラなども聴きに行きたいです。