がんの療養中

過ごす場所は大きく3つ


自宅、緩和ケア病棟、施設です


これらを組み合わせて利用することもできます


最近ご自宅で療養され

動けなくなったら緩和ケア病棟へ

という方を受け持ちました


なかなかそのタイミングで

緩和ケア病棟の入院をお願いしても

順番待ちのことが多く


一般の病棟で入院になります

と言われました


私が担当している施設に空きがあったので

施設入居に方針を変更することにしました



私が緩和ケア病棟の担当医だったころ

同じように

緩和ケア病棟が満床のときには

一般病棟でお引き受けし

自分が出向いて緩和ケアを提供しました


しかし

看護師さんたちは一般病棟の方なので

ケアそのものが異なります

緩和ケアの主体は

場面によっては看護師さんなので

ケアの質を求めるなら

緩和ケア病棟が望ましいと思っています



ご家族は

人として大切にしてもらえるところで

最期の時間を過ごさせてあげたい

と言いました


治らない人

とずっと言われ


何度も

あと何ヶ月と言われ


それでもここまでやってきた

最期まで

苦しまずに

大切にみてあげたいと



施設入居を決めたご家族は


これでいいんですよね?

家がいいのはわかってるんです

でももう体が限界で

・・・


ぐるぐると思考が回っています



家がいい

確かにそうかもしれません


でもここからがご家族には大変な時期です

在宅医も看護師さんもサポートしますが

ご家族だけで頑張る時間はかなりあります

少しでも不安があるなら

とくに体がつらくなっているなら

施設を利用して

面会に通えば良いと思います

どこにいても

やることは同じです

何も変わらない


施設に入れてしまう

などと考えなくていいですよ

大切にしたいからこそ決めたことです


これからも一緒にやっていきましょう