かわしー@衣装製作家

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フリーで衣装製作しているかわしーです!

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ダンスイベント【Let's DANCE】は、コロナ禍に次々とイベントが中止になり、家から出ることすら許されなくなって心が病んでしまった自身の経験から、"誰かのカレンダーにワクワクする日を届けたい" という想いで開催したのがきっかけでした。


初心者からプロまで、誰でも参加できるダンスイベントです。

過去2回新宿ジールシアターで開催。


第3回は名古屋で開催決定!!

見てる人も元気になるイベント✨

ぜひ出演者のエネルギーを浴びに来て下さい💪










【Let's DANCE】vol.3 in NAGOYA
ーNo.2 Closet主催ー
8月5日(土) 17:30開場  18:00開演

会場「CAFE TOLAND」
愛知県名古屋市中区大須4丁目11−5 Z's building 6F
上前津駅からすぐ(名古屋駅から15分程)

 18:00 古い学校のリーダーズ
 18:15 チームママ     
  18:25 ヤマシタマユ     
 18:40 大阪ゲンゲゲイ   
 19:00 ダサダン2023    

19:40 打ち上げスタート🍻

チケットはこちら



出演者紹介



「古い学校のリーダーズ」



ー初参加ー

踊りを合わせる前から衣装が出来上がり、
アー写撮ってたら出来が良すぎてそれだけで既に満足中。
個性や年齢ではみ出していく👋新しい学校のリーダーズを踊る
古い学校のリーダーズです!
「オトナブルー」聴いてきてね♪




「ヤマシタマユ」
ー初参加ー

踊る人。働く人。作る人。コンテンポラリーダンスをする人。
北海道出身、東京都在住。





「ダサダン2023」

新たに志し高き仲間を1から探し集め、チーム名もダサいダンサーズ改め「ダサダン2023」を結成しました✨️
スラダンと同じ発音です!ダンス素人のおっさん達と経験者の融合集団。一夜限りの寄せ集めチームがどこまで本気にカッコよく踊れるのか!?
一生懸命頑張ります!!






「チームママ」


ー初参加ー



いつもキッズダンサー達のサポートをしてくれてる"ママ達"にも、ステージで輝いてもらおうとスタートした企画『チームママ』。

家事に育児にお仕事に、毎日大忙しのママですが、そんな合間をぬって練習に励んだ『ママ達の底力』見せます!

応援よろしくお願いします😊









「大阪ゲンゲゲイ」
ー出演2回目ー

今年も【挑戦】しに来ました!!
大阪ゲンゲゲイ!!
ダンスに触れたことがない人間が、1ヶ月本気を出せばステージで輝くことができるのか!?
ダンサーはみんな、笑顔あり、笑顔あり、笑顔あり!!
『ダンスは心を笑わせる』をプレゼントすることを約束いたします!!






 🎫チケットはこちら🎫











↓過去2回のイベントの映像↓





【Let's DANCE】vol.1




























【Let's DANCE!】Vo.2 


























まず頭を悩ませたのが複製しなければならないということ。


1つだけであれば、使う素材に自由度がききます。

もし1つだけでよければ、軽量樹脂粘土を使ったと思います。

割れにくく、軽く、丈夫だからです。

デメリットは、固まるのにえらい時間がかかるということです。




一応ものは試し。一部分でやってみました。

1番厚みがあって乾きにくそうな帽子のツバの部分↓




デメリットもう一個ありました。

相当ぎゅーーーっと丁寧に押し込まないと、せっかくつるつるの型作ったのにこんな凸凹できちゃう。


やっぱり柔らかいテクスチャー(液体系)のものを流し込むのが良さそうですね。






石膏でやってみる ー


意外と水との割合が難しかったのでもうやりたくなかったですけど。笑

試しにやってみました。




すぐ固まるから水多めにして、薄く塗り広げる。






補強のためにハードチュールを入れてみる。
(衣装製作家なので、こういうの家にストックある)







写真だとわかりにくいけど、チュール全体に貼ってる。
そして石膏流すの繰り返し。







できた!
けど、シリコン型(右のやつ)から外したら、鼻折れた🤣







細長いから綺麗に流し込むことが出来ず、空洞できちゃいましたね。







そんな予感はしていた。
していたけど、予想以上に重い😂
こんなの顔につけるとか絶対ムリって重さでした😂






やけくそになって割った。笑
ただ、めちゃくちゃつるんとしてて綺麗!!
これ、顔につけるんじゃなくて飾るとかだったら最適かも!







捨てるからもっと割った。せつない。






断面。






そして石膏のデメリットまだある。

水で洗い流せないので(水道管詰まるから)拭き取って捨てるという面倒さ。








ー  UVレジンでやってみる ー



シリコン型に筆で塗り拡げる作戦。

レジンは流行る前から扱っていて慣れてはいるものの、
全体的に流し込んで固形を作るのではなく、薄く均等に塗らなければならないので、正直やり始めた時点でこれ違うな。って思ってました。笑

ただ、常に実験⇨検証の精神でやってるので(どうなるのか知りたい)
とりあえずやってみる。






レジンだけでやろうとするとめちゃくちゃ使うな(レジン液は高い)…と気付き、レジンに半紙を入れてみた。
薄すぎて少しもレジン節約出来てる気がしなかった。







UVランプあてて硬化。







気泡が凄い。
すでにもう絶望。







なにこれwww

抜け殻できた🤣


もう途中で諦めて厚塗りはしなかった。

何度も言うけどレジン液高いからね。


ちなみにユザワヤ高すぎてびっくりしたよ。

皆Amazonで安いの探したほうがいいよ。


ただ、抜け殻みたいな造形したい時こうやって作ればいいんだ😳って思った。こういうやらなくてもいいような失敗の経験もどっかで活きてくるんだよなぁ。抜け殻製作の機会があるかはさておき。

アイデアの引き出しが増えたよ。









さぁここからが本番ですよ!

お待たせしました!ようやくFRP樹脂の登場です!




用意するものはこちら。FRP樹脂、ポリエステル硬化剤、タルク、容器、刷毛、シンナー、ガラスマット(写真に写ってないけど)
この容器ぺらぺらしてる使い捨てのやつなんだけど、一個150円くらいだったかな?本当はセットする専用のケースもあるけど、全然これだけでも使える。とても便利。

タルクって粉は強度を増すために入れます。ライダーマスク作ってる人の動画見て学びました。
最初にFRP樹脂タルク混ぜます。



混ぜ終わったらポリエステル硬化剤を入れる。
これを入れたら徐々に硬化が始まるのでスピード勝負!!!
分量は、気温によって変わる。暑ければ硬化剤少なめ。

うん、やってみたらわかる。
ほんとにね、だんだん感覚でわかるようになる!


筆で急いでまんべんなく塗って、放置。
まずは1番外側になる一層目。






そしてここで、先程名前だけ出てた材料ガラスマットの登場!


こんな感じの、ガラス繊維がシート状になったものを補強に使います!


こちら…

二度と扱いたくない素材ナンバーワンです😇
ガラス繊維が舞う。
服に刺さる。
体にも刺さる。
しかもあんまり見えない。

めちゃくちゃ大変でした😇









さてさて話は戻って、こちらをちぎって、ちょっと揉んで、柔らかくした状態で用意しておく。ツバメの巣みたいですね。
そしたらもう一度FRP樹脂を塗って(接着剤の役割)
貼り付けていく。


これはちょっと分厚すぎた!
もうちょっと揉んで薄くしたほうがいい!
と、後に気づく。








こうやってガラスマットFRP樹脂を染み込ませていくので、
分厚いと樹脂の染み込みが悪く、ガラス繊維が浮いちゃうんですよ。
ライダーマスク作る動画見て学んだんですが、こんな凹凸ないのでやりやすそうだったなぁ。


で、これを繰り返す。




3回目のガラスマット
ほんとこれくらいの薄さで良い。





で、途中で事件起きた。
動画でご覧ください。


なんかパチパチ聞こえるなと思ったら煙でてたwww

硬化剤の割合が多かったのと、プラカップに入れていたために厚みがあって熱がこもってしまい、発火するとこでした危ない😂

サイズ的にプラカップが使いやすかったのですが、最初に紹介したような平たく伸ばせる容器のほうがいいです。
外でよかった…。まじで焦りました😇



どうですか!結構綺麗じゃないですか?内側!

樹脂⇨ガラスマット⇨樹脂⇨ガラスマット⇨樹脂
の状態がこれ!!
お面にするから両サイドに平紐埋め込んだよ!





そして、周りに飛び出た余分なガラスマットを取り除く。


これがまた大変でして。
飛び出たガラスマット、樹脂染み込んでカッチカチなの。
FRP樹脂って車のボディーとかに使われてる素材なんですよ。
放り投げても全然変形しないし、叩いたらコンコンって音なる感じ。
素材感伝わりますかね?笑









そしたらいよいよ、型から外しますよ😳





せっかくなので動画におさめました。




気持ちいいですね😍




では取り外したお面のバリ取りをしていきます。
これ、なかなか大変です。先程も書きましたがとても硬いので!
ガラス繊維が少しでも出てると痛いるので、内側まで気を遣って削っていきます。






え、待って。

 
  気泡が凄い😇
気泡自体はあとで塗装するからいいんだけど、外側が薄すぎて割れるからこれはなんとかしないといけない…
  




前半に書いた、ガラスマット分厚すぎた問題が影響してますね。
FRP樹脂がガラスマットに浸透しないまま2層目が硬化しちゃったんですよ。


気泡多すぎて辛い🥺






とりあえず縁のガタガタをニッパーで切る


 





からの、ヤスリでなだらかにする。








外側が薄い気泡は割っちゃう。

 





レジン流し込んで埋めることにしました!


使いどころがあったねレジン😂
こういう細かいところをささっと補正するにはもってこいだ!
すぐ固まるし!





レジンで埋めた!わかりますかね?






ただ、どうしても少し盛り上がっちゃうのでヤスリでなだらかにしました!







さて、ようやく塗装しますよ!



まずは黒い紐に塗装がつかないよう、
畳んで、ラップにくるんで、マスキングテープで留めました。


 



凹凸が多いのと、陶器のようにしてほしいという要望だったので、
塗料は刷毛跡がつかないラッカースプレーにしました。



 乾かしてます。
夜これ外においてあるの怖いですねw









あ…。


塗装してから気づいたこと。
細かい凹凸が🥺


これ、原因なんだったか覚えてますか?
シリコン型作った時、あんなに気をつけながらシリコン液流し込んだのに
気泡できてるじゃないかー!
ってなって、とりあえず油粘土埋めた。って言ってたやつです。
使ってたらいつの間にか取れてたようです油粘土😇






てことで、削っていきます。これはヤスリより彫刻刀のが早そう。

あぁーーーー!!





刺さった。





安心してください。これさえあれば大丈夫。




凄いんですこれ。
ガーゼのついてないただの防水テープなんですけど、
サクッと切れた傷にはこれが1番。
仕事中カッターでよく指切るんですけど、これ貼っとけば2日くらいで傷治ります。綺麗に切れた傷は綺麗にくっつくんだと思います。
傷跡も残りません👏✨
常備しておくといいですよ!



しかも目立たない☝






さて話を戻しまして、
気になりだしたら止まらない。あっちこっち削っては埋め始める。








このほっぺたひどかったなぁ…👇
また例のガラスマットに染み込んでおらず空洞が出来ちゃったやつなんですが、面積が大きくて😂このお面凹凸が多いからガラスマット馴染ませるの結構大変でした。


ここはレジンではなく、軽量樹脂粘土で盛ってヤスリがけしました。
 






そうして補正し終わったのがこちら↓
ここからまた3回くらいラッカー塗装重ねる。



からの、最後にニスで仕上げ!
①でも登場したこちら!
ウルトラバーニッシュマット!ほんと、光沢のないマットな仕上がりになるので陶器のような感じにしたいというご要望にぴったり!
テクスチャーも柔らかいので筆でのあとつきません!最高!





あと、こんなこともあった。




紐の付け根割れた😇
中途半端に樹脂の液が染み込んで、固くなってパキッといってしまった。
つなげることは出来ないので、上からもっかい樹脂流してタルク入れて厚塗りしてつけ直した!







そして最後の難題!


こういうプレートを目元につけたいと。

◯何の素材で作って、どうやって接着する?
◯どうやって前が見えるようにする?   


これも頭悩ませましたねー。
これのプレート込みで型を作る。っていうのも考えましたが、顔とプレートのつなぎ目とか難し!!と思って別にすることにしました。
そして、最初は細かく穴を開ける予定でしたが、
お面とプレートを別にしたおかげで隙間からちょっと前が見えたため、
穴無しでいくことに!




いいものを見つけました。
ポリプロピレンシート!
柔らかい下敷きみたいな感じですかね!
カッターで切れるので加工しやすいし、お面の形に合わせてカーブさせないといけないのでこの柔らかさちょうどよかったです!


さて、どうやってロゴを描こうか…

とりあえず白くしよう。


ラッカースプレーで白くした。




イラストレーターでロゴデータを作るって、
スキャンカットでカッティングシートをカットする。





ぺろん。




慎重に貼ってく。

  



黄色いラインもスキャンカットで作り、
慎重に貼ってく。


 





なんということでしょう!!


塗装ごと剥がれました🤣
そりゃそうか。
つるっつるのところに吹いたスプレー。
綺麗にぺろっと剥がれました。



また考え直し。
待てよ。これ、白くする必要あるか?




この半透明の状態のまま、つけてみる。




お?なかなか良いのでは?
問題は着用した時に外から目が見えてしまわないかどうか。
それは避けたいという要望だったので。


  
 お?外から目見えないのでは!?
 




寄ってみる。


見えないよね!?
むしろお面してる側からしたら前見やすくてよき!





いざ接着!!



はい、剥がれた😇
ことごとくこのつるつる素材にやられる。




てことで、紙やすりで接着部分の4隅に傷をつけて剥がれにくくする。




よし!出来たよ!完璧😍


1つ別のロゴも注文されていたのでそちら!
ちなみに、カーブが多く接着する面積が結構少なかったので、
隙間に補強としてグルーガンつけてます!
写真撮り忘れた🥺



あ!あと、つけてみて気づいたのが、素材が固いからちょっと鼻が痛い。



シールタイプのコスプレボード(ウレタンの板材)貼ってみた。
触感はいいが、クッション性がないな…



スポンジつけてみるか!



家にあった、食器洗うのに使ってるやつつけてみる。



いいぞ!これならいろんな鼻の高さの人にもフィットして良い!!
ようやく完成👏



それでは完成写真をどうぞ👇






 



納品。
擦れると塗装が剥げやすいので、収納袋作った!
家に余ってたベロアなんだけど、高級感あっていいよね!



おしまい🙌

最後まで読んで頂きありがとうございました!





こんな私が試行錯誤して作った
便利で機能的商品しか出してないアパレルブランドがあります!

2200枚売れた「蒸れないマスク」
クラファンで210個売れた「2秒で取り出せるリュック」
200枚以上売れた「20分で乾くTシャツ」




よかったら見てみてね🥰





お久しぶりです!

書きたいのに滞っている製作ブログが渋滞しています🤣

ありがたいことにお仕事いっぱいです!半年先まで埋まっております!ブログもがんばります💪


そういえばこの間、運良くゲッターズ飯田さんに占って頂いたんですが、2年後に凄い評価をされて意外なところから仕事が来るよ!と言って頂きました!2年間大変だけど耐えて!とのことでした!耐えます!笑


※私の大好きなエンタメジャズバンドCalmera×ゲッターズ飯田さんのコラボイベントにて





さて本題へ!

今回はお面を作る依頼を頂きました!

衣装製作家と名乗ってますが、最近は造形製作もやっていますかわしーです☺️




お面を作るのは初めてですが、

作ったことないものは作れるようにすればいい!

というスタンスで仕事をしています。今は調べればなんでも出てくるからね!

よろしくお願いします。




まだまだ数は少ないですが、造形の過去作品載せておきます↓



映画「とんかつDJアゲ太郎」に出てくるとんかつの被り物 

写真のスクショはこちらの動画より↓




兵庫県姫路市にあるアパレルSHOP「姫路縁」のマネキン用に作った
化け猫の被り物。





こちらは私が初めて作った造形↑
絵本「えんとつ町のプペル」のコスプレ製作依頼で作ったプペルの被り物








そして今回作ったのがこちら!



9月25日に香川で行われたセトスタ(瀬戸内スタンダード)
というイベントにて、「KEIREN」というグループがパフォーマンスで使用するためのお面でした!

イベントの様子↑




納品時の様子↑







それでは製作過程にいきましょう!


まず依頼の内容から↓



こちらの見本のお面(ヴェネチアンマスク)の目元にロゴを入れたお面を7枚

軽くて、丈夫で、艶のない高級感のある感じで。でした!




お面といえば和紙のりで作るのが古典的なやり方ですが、高級感でないのと、複製というより一個ずつ作らないといけないので却下しました!



予想以上に悩んだし、時間がかかりました😂

製作の流れとしては、



原型作る⇒を作る⇒複製する



実は先程の見本のマスク、子供用なのか小さいんですよ。

なので、大人サイズで原型を作るところから始めなければなりません。


さて、どうやって作ろう?もうここから悩みました😂

材料はあとから形を微調整しやすい石粉粘土と決めていたのですが
ただの造形ではなくお面なので、裏側の整形にも気を遣わなくてはいけません。
何か土台がないと薄くてカーブしたものは作れないし、
裏側も顔のラインに沿ってないとつけられない。

そこで、市販のお面を土台に使うことにしました!
素材は紙なので軽いです👍️



大きさ違うのわかりますかね?
目の高さ全然違うでしょ?😂
左の形を、右のサイズで作りたい。





ここにポイントになる部分の補助線を描いていく。
幸い私は模写が得意なので、拡大して作る事に関してはそんなに苦労しませんでした。






目の形をカットします。(後からロゴで見えなくなるけど一応ね。)







石粉粘土で見本を見ながら形を作っていく。
いろんな角度から見て確認しながら粘土を盛っていく。





土台に使ってるお面が鼻が高すぎたので削りました。




削ったところは内側に粘土を盛る。




どやっ!!
なかなかいい感じ。ちょっとえくぼが足りないけど。
えくぼ作るのムズい。




顔に触れる側の形を気にしていたためお面の土台はそのまま使うつもりでしたが、このあとどうしよう感もありました😇

そんな時、ライブ配信してたら「型を作るならそこに何かしら(まだ素材決まってない)を薄く流し込めばいいのでは?」という案を頂き、土台をはがすことに!







とりあえず顔半分はがしてみた!!
ひび割れとかあるのでそこも埋めていく。




さて、三角の帽子部分どうやってつくろう?
ここも土台がないとへにょん。ってなっちゃうので、←言いたいことわかります?😂
発泡スチロールで土台を作ることに。
手に持ってるのはスチロールカッター(電熱線で切るやつ)





と思ったけどめちゃくちゃ難しそうだったのでやっぱりやめました。笑
薄く伸ばした石粉粘土を三角にしてくっつける。というやり方でやってみました!






どうです?

バランスまぁまぁいい感じじゃないですか?😆







とりあえずこのボコボコを綺麗にしていきます。





石粉粘土を盛って、水つけた指でならして、
このようななめらかな形にしていきます。
ここで驚いたのが、私指しか使ってませんでした😂
指だけで整形してました。笑







全体のバランス見て、気になったところ直してます。
彫刻刀で削ってます。
石粉粘土って、水をつければ上に粘土足せるし、紙ヤスリや彫刻刀で削ったり出来るので、自由な形を作りたい時にもってこいです☺️
(あとから気づきますが、シリコン型をつくるなら油ねんどの方がよかったと思います😇)







鼻削ってたら…





やってしまいました😂






さぁ、次は紙ヤスリで凹凸削っていきますよー!
いろいろ用意したけど、やっぱり曲線の立体整えるには右上に写ってるスポンジ性のヤスリが一番使いやすかったです!






ぼこぼこしてるのが、







これだけ滑らかに☺️
でもまだまだつるっとはしてませんよね?







つるつるにするために使うのがこちら!


クロスクレイ!
今これ見て本来の使い方思い出した😂 

今回どうしてこれを使うかというと、ヤスリがけした細かい傷を埋めるためです。水っぽいどろどろした石粉粘土って感じなんですが、これを筆で全体に塗って、番手の細かいヤスリで磨く。を気が済むまで繰り返します。

以前雛人形を自作した時にこちらの存在を知りました。
ほんと凄いのでご覧下さい!!




ね!凄いでしょ?😍
一応その時のブログも貼っときますね!











さぁお面に戻りまして、
ヤスリがけのみと、クロスクレイを塗ってからヤスリがけしたのを比べてください😍


凄いつるつるになりましたよね?😍












気になる凹凸にもちょんちょん塗って、








ヤスリをかければこの通り✨








ヤスリがけ前の状態から比べてみましょう↓


つるつる肌になりましたね😍











余談ですが…

今回こちらのダイソーの石粉ねんどを使用したんですが、石粉粘土としてはあまり質がよくなかったです😅紙粘土感が強くて、ヤスリがけしたあとに紙の繊維っぽいのが毛羽立ってました。

私はクロスクレイで仕上げをするし、原型に使ったので問題ありませんでしたが、石粉粘土で作品を綺麗に作りたい。って方にはこちらをオススメします↓




仕上がりがなめらかです!
こちらは雛人形製作で使いました☺️









話を戻して、石粉粘土は水に弱いのでニスでコーティングします!


こちら何度か私のブログに登場してますが、艶が出ないマットなニスなんです!
原型作ってるから別に艶はあってもいいんですけど紹介したかったので。笑
これも雛人形製作の時に知った代物です😍









右側だけ塗ってみた。
乾くとさらさらになるよ!








全体に塗り終わりました!

艶ではないつるっと感がでましたね😁










お次はようやく型を作る作業に入ります!!

  



シリコンで型を作るのは初めてだったので、いろんな人のブログやYouTube見まくりました!

 


 


凄くわかりやすかったブログがこちら↓



もともと食品サンプル職人になりたい願望があったので、

これは見ていて楽しかったしいつかやってみたい😆

この方、人柄もよくて、すぐチャンネル登録しました。笑




こーゆーの好きな人ぜひ見てみてー💗

 









それでは製作に戻ります!



まずはお面作り解説してる方と同じように、油ねんどでシリコンが流れていかないように壁を作ります。







こんな感じで5~6mm開けて壁を作る。





いよいよシリコンかけてく!
シリコン100gに対して、硬化剤20滴(わかりやすかったブログ参照)
をよく混ぜ、写真のように最初はほそーく垂らしていきます。
これは気泡が入らないようにするためです。




せっかくなので動画も録りましたどうぞ

割り箸でほそーく垂らすのにじれったさを感じてコップ傾けましたね🤣








ひとまず全体に塗りました!1層目!





シリコンは柔らかいので、丈夫にするためにガーゼを仕込みます!
ぺたぺた。






ガーゼを全体に貼ったらまたシリコンかけていきます!2層目!





そしたらまたガーゼ貼る!






シリコン流しまーす!3層目!
ちょっと待って!
あぶら粘土の壁が低すぎて溢れそう🤣






あのお煎餅の型とる動画のように、厚紙の壁に変更!
でも最初からこの高い壁だとガーゼ貼ったりもやりづらかったので、このタイミングでばっちりでした👍️

そしていつの間にか、もう1層ガーゼ貼り終わってますね😂







そしてこの厚紙、参考動画ではテープで貼って作ってましたが、私の場合あぶら粘土つけちゃってたのでテープの付きが悪くはがれちゃって😅
あとは形が複雑でへこみのカーブもあるから紙が反発してくるもんで、グルーガンで固定しました!

ちなみにグルーガンは100均で200円とかでも買えますが、このような手元にオンオフスイッチ付きのものが使いやすいですよ!
Amazonで1000円ちょいくらい!








出来た!ついに4層目塗って完成!つるんと綺麗😍






ここで事件発生。
ちょっと見て!シリコンべら使って、硬化したら一体化してた🤣🤣
全然はがれない。笑
計量に使ったコップとかはぺろんとはがれてめちゃくちゃ気持ちよかったです。



 

さてさて、完成!と書きましたがまだ終わっていません! 


お煎餅ならまわりを全部シリコンで埋めればOKですが、このサイズではものすごい量のシリコンを使うことになります。シリコンは高いのです。(1kgで3300円くらいで、ここまでにほぼ全部使った)



ガーゼを仕込んで丈夫にしたとはいえ、ここで終われないのには理由があります。シリコンは柔らかいから複製品を作るときにへにょんへにょんしてしまうので土台が必要なんです。


ということでこちら!石膏の登場です!
シリコン石膏も前から気になってたので、扱えてちょっとワクワクしてます😍

石膏は水と混ぜるだけで固まります!
しっかり計量して、







気泡が入らないようにゆっくり混ぜる。
いや、ゆっくり混ぜても気泡めっちゃ出来るんだが😂






いざ!シリコン型の上に石膏流していくよ!









え!






ちょっとちょっとちょっと!😂










固まるのめちゃくちゃ速いんだけど!!!



とろーーっと細かいとこまで流れていくイメージだったのに、
流し込むときはもうすでに個体になりかけてて、ぼとっ!ぼとっ!
ってなってました😂


全然写真撮ってる場合じゃなかったんだけど、これはブログに載せなければと思い慌てて撮りました😇












おいおい、何が「だれにでも出来る」だよ!難しいじゃないか!
って思ってこれ撮りました😇













あ!割ろう💡



いや、ぜんっぜん割れない!😂










ならばこのままいくしかない。
水を多めにして作って、細かい隙間に流し込ませよう!!!



うん、まぁまぁまぁ、なんとかなったでしょう。










石膏型から外してみるよ~!



うん、やっばりね。隙間はできてるよね。笑
でもまぁこれはシリコン型支えるための土台だし問題はない!







いよいよシリコン型の内側が見れるよ🥺


最初に作った原型を外していく。
緊張するぅー!!!









おぉー!!
綺麗😍✨
左手に持ってるのがシリコン型、その右がはずした原型、原型の下にちら見えしてるのが石膏型










でもよく見ると…




気泡できてるじゃーん😭
とりあえずこの後あぶら粘土で埋めてみました!





ということで型づくりはここまで!!

次回はいよいよ複製していきますよ!
この素材選びも紆余曲折ありまして大変でした😂
ぜひ見てやってください。









最後に、私が運営するアパレルブランドの紹介させてください。
2200枚売れた「蒸れないマスク」
吸水、速乾、ノーズワイヤー入りで洗濯機で洗える。という唯一無二のつけ心地最高なマスク。
ぜひ一回使ってみてね。必ずリピートしたくなるよ!