冬の間に作った物の「第2弾」なんちゃって。

 

オベリスクに挑戦してみました。

 

「オベリスク」・・・? これは、我々の場合ツルバラを巻き付ける為の鉄塔とでも言えばいいのでしょうか?

 

市販されている物はプラスチック製が多く、とてもバラには耐えられないものですから自作することにしたという訳です。

 

我々の素材は100%鉄ですから錆びたからといってそうそうダメになるものではありません。

                    (自信満々ですね)  ウシシ

 

さて、材料は下記のように事前に加工しておきます。

支柱・・・4本  リング5個

たったこれだけなのですが・・・リング作りが大変なんですよ。

 

その工程をちょっと紹介します。

まず、リングの直径になる円の冶具を作ります。

今回は、旋盤で丸くしました。

その冶具を動かないように作業台にしっかり固定します。

そして長めの鉄の丸棒を円に沿ってグルリとまわします。

反発が強いので気を付けなければなりません。

反発を抑えながら素早く溶接してしまいます。

 

こうやって、加工を済ませておきます。

 

さて、あとは組み立て・・・。

この組み立てが楽しいのなんの・・・溶接機は半自動なのでレバーを握ればワイヤーがスルスルと出てきて、的さえ外さなければ溶接完了となるのですが・・・?

 

「先生、火花が出ません」 「まどはずれでらでば」 「しゃぁねえな、どれ」といって生徒さんの手の甲の方から手を握って感覚を伝えるのですが・・・そこは熟女中の熟女の方々ばかり・・・「〇〇さんの時だけやたらと長く・・・ない」なんて冷やかされたりと、とにかく笑いが絶えないのです。

 

そんな中・・・一人でもくもくと働く方が・・・〇〇さんです。

           (わかるわけないじゃん)

塗装前のごみ取りです。

溶接の時についてしまった余計なものをワイヤブラシで徹底的に除去してなければなりません。

これが済んで塗装工程に入るのです。

 

さてさて・・・皆さんの作品は・・・

細かいところまで見ればきりがないのですが、自分で作ったものですから可愛くて可愛くて・・・だそうです。

大鉢に入れてツルバラを絡めてみました。

シーズンまでにはてっぺんまで成長して花いっぱいになることでしょう。