埼玉県の市立小学校で、学校の先生が
保護者をモンスターペアレントだとして
訴える異例の事件があったそうです。
モンスターペアレントとは、学校などに
理不尽で自己中心的な要求をする親のことです。
今回訴えたのは、3年生の担任の女性教諭で
女子児童同士のけんかの仲裁をしたことをめぐって
児童の母親が幾度にも渡って教諭を非難。
文科省や市教委に教師への苦情を寄せたり
県警に告訴したり、かなり行き過ぎた
行動に出たようです。
再三のクレームで教諭は不眠症になり
その慰謝料500万円を求め両親を提訴したとか。
一方、保護者側は教諭が児童に差別的な扱いを
したうえ、自分達をモンスターペアレントに
仕立て上げたと主張しているそうです。
昔は保護者は学校の先生に低姿勢だった
イメージがありますが、最近は保護者が
かなり強気で教師を批判したりするんですね。
こうなると学校側も対処し難いんでしょうが、
訴訟まで起こさなくてもという気もするし、
なんだかアメリカの訴訟社会を彷彿させます。
もっと校長を中心に教師と保護者が話し合う
みたいなのが日本的な感じがしますが、
実際、訴訟を起こすほど深刻な状況
だったという事なんでしょうか・・・？
これから、この様なトラブルは増えそうですね。
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