政府は段階的にオンライン化を進める。まず法務省は8月にも戸籍法施行規則を改正し、医師の電子署名を不要とする。デジタル庁もマイナンバーカードの専用サイト「マイナポータル」を改修し、医療機関が作成した出生証明書をスマホなどで撮影して画像添付できるようにする。これを受け、一部の自治体が実施に踏み切る見込みだ。

 26年度からは、マイナポータルと法務省の「戸籍情報連携システム」をつなげ、小規模な自治体でも実施しやすい仕組みを導入する。親はマイナポータルで出生届の入力・提出のみを行い、出生証明書は医療機関から直接自治体に電子データで送信できるようにする。導入した自治体では、手入力で情報をデータ化していた作業が不要となり、職員の負担も軽減される。

 こども家庭庁が23年に実施した調査によると、妊娠や出産手続きで負担軽減を求める意見のうち、2割が出生届に関するもので、「出産直後に役所まで書類を持っていくのが大変」などの声が出ていた。

 政府は昨年度から一部の自治体で、妊婦や乳幼児の健診に必要な問診票をデジタル化しており、26年度から全国展開する。保育所に入るための見学予約や入所申請なども、26年度からオンラインで簡単に手続きできるシステムを整備する。

 総務省によると、マイナカードの保有率は4月末時点で73・7%。政府はマイナカードを持ち歩かなくてもいいように、スマホに機能を搭載し、スマホのみで手続きできるサービスの拡充を図っている。












市役所や町村役場の窓口での書類申請の際、何度も名前や住所などを書かずに済む「書かない窓口」が、千葉県内で広がり始めている。行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環で、窓口での手続き時間が短くなり、紙の使用量が減るメリットがある。

勝浦市は1月15日から「書かない窓口」の運用を始めた。同市への転入時に、それまで住んでいた自治体が発行した転出届を市民課に出せば、対応する職員が記載内容をその場でデータ化し、職員間で共有する。このため、改めて住民異動届(転入届)を出す手間は省ける。窓口で補足の聞き取りに応じ、署名を済ませれば、転入手続きは完了する。

マイナンバーカードの取得者向けサイト「マイナポータル」で事前に転入の手続きを済ませ、カードを窓口で示した場合も、転入届への記入は不要となる。

鴨川市は昨年11月に運用を始めた。これまでは転入時に合わせて必要だった、子供が高校生まで無料で医療を受けられるようになる申請書などの記入が不要になった。

従来は各自治体で転出証明書などの書式が異なり、自動的にデータを読み取るのは難しかったが、スキャン技術が進み、多様な様式に対応できるようになった。システム開発会社の改竄(かいざん)防止策も強化され、「書かない窓口」が実現した。

長南町でも両市に先立ち、昨年3月からマイナンバーカードなど顔写真付きの身分証を示せば、住民票や戸籍証明といった一部の申請書に名前などを記入する必要がなくなった。

県内では他に、館山市や南房総市などが「書かない窓口」導入に前向きだ。

政府は現在、医療や介護といった主要業務のシステムを全国の自治体で共通化する計画を進めている。

千葉市のように、システム共通化の期限となる令和7年度末とタイミングを合わせ、書かない窓口の仕組みを導入できないか、検討する自治体も出てきた。



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マイナンバーカード一つで全ての手続きが済むなら、確かに便利でしょうね。

自分も約1ヶ月 前に、新潟県から福井県へと移動しましたので、住民異動届の手続をしました。

マイナンバーカードが無くても(作ってない)窓口で手続は出来ます。
ただ、「マイナンバーカードをお持ちですか?」と聞かれます。

持っていれば手続きの時間は短い?

持っていない人なら、役所の方が全ての情報を一から手入力ですることになる(マイナンバーカードが出来る前と同じ仕事内容)だから余計に時間がかかるうーん





福井県では、待ち時間はかなり長かったです。
40分ぐらい待ちました💦

待っている間には、マイナンバーカードを申請手続きをしている人達がたくさんいました。

当時、マイナンバーカードを勧められるかな?と思いましたが、それはありませんでしたニコ





ただ、日本のセキュリティは、安全ではありません。

すでにマイナンバーカードの情報が漏洩して問題にもなったのです。

様々な機関での漏洩が多発している今の日本。

そんな危険なリスクがあるのに、みなさん大丈夫ですか?

一人の人間の全ての個人情報をカード一つにまとめてしまうのはとてもリスクがありすぎます。

国が推進しているから安心だ!と思ってはいけません。国は、何か有っても責任は取ってはくれません。

何でもデジタル化にするのは危険。
便利になればなるほど、危険さが増していきます。

そしてマイナンバーカードは、持ち歩くのはとても危険です。当初は、持ち歩くのは止めて下さい!とマスメディアで何度も言われていたこと。

今はその真逆になっています。








出生証明書もスマホでとか…

出生届、出生証明書なら戸籍情報が必要。
戸籍情報をデジタル化で管理することになる…


漏洩したら…



徐々にオカシナ方向へ誘導されています。

少しずつマイナンバーカードに紐づけをしていき
全ての国民に持たせるつもりでしょう。







マイナンバーカード

議員たちは、ほぼ持っていないと思います。

国民のみに持たせるマイナンバーカード。









書かない窓口が増えていけば


役所の方々も人数を減らされる可能性が高そうです。

最小限の人数だけに?そうすれば役所の給料が減り、その分の(給料)税金はどこかへ回されそう…真顔



公務員だから安心という時代ではなくなりそう…