今はどこの会社も地球温暖化に対して、どのような取組みをするかを問われる時代になってきました。わが社は15年程前から「中部匠の会」に参加し、組合を作り朝日新聞社の応援を受けて、地域の中で地域と共に、地域の木材を使い100年以上住むことの出来る家作りを、組合員や社員と取り組んで来ました。使用する材料は杉、ヒノキ、松で土台はヒノキ12cm角材、柱は管柱(中間に立つ柱)12cm角材、1~2階まで通る通柱は15センチ角材、大黒柱は24cm角材を使用しています。1,2階床板は4センチ厚の杉板またはヒノキ板を使い階段踏み板はヒノキで4センチ厚の板を使っております。
もちろん、夏は涼しく冬は暖かくしなくてはいけませんので、10年程前から2重断熱を行い、夏冬冷暖房機を少し使用するだけで快適に過ごす事が出来る家作りが出来るようになりました。
しかし、温暖化に歯止めをかけるべくCO2の削減を考えた時、冷暖房機を使わなくても住める家にしなくてはと考え、今年の2月から「株式会社 サカエ」「株式会社 コスモ」「有限会社 金千工務店」、豊田工業高等専門学校建築科 鈴木准教授と共同で“冷暖房機を使わず断熱材だけで住める家作り”にチャレンジする事にしました。実験棟も作りまして、研究を開始し6月までには何らかの結果がお伝えできるかと思います。
今までの断熱工法でも私どもが建てて参りました建築物は、本当に経費が少なくて済む家になっておりますが、昨年多治見で40度を超すような猛暑がこれからもっと多くなると考えられます。このような夏の暑い時に地下水の利用で床下の冷却をできるような工法の開発、冬は太陽光の利用を考えた暖房を視野に入れ開発を予定しております。
常に時代の先を目指して、世代を越えて受け継がれる、自然に暮らせる家作りを株式会社サカエは提案していきます。