(2より続きです)
それからは国産ワインの
低迷期が永く続きます。
生食用に造ったぶどうは良い物が
市場や店頭販売に回り、それにもれた
品質的に良くないぶどうで
ワインを造りました。
ワイン用のぶどうは、破砕して
果汁を絞って発酵させるので
見映えが良くなくてもかまわなかったのです。
但し、その余ったぶどうが決して健全ではなく
痛んだぶどうが混ざっていれば、良いワインを
造る事は出来ません。
今では当たり前の「選果」が
昔はあまり重要視されていなかったのでしょう。
そういう時代背景が有ったので、
昔のぶどう酒は【みんな黄色かった】ようです。
シュルリー製法により
【フレッシュ&フルーティー】なワインが
主流になってきたのが1980年代前半から。
それまでは辛口にすると、
どうしても「雑味」が出てしまう。
甲州ワインに厚みをもたせ、辛口に
しあげる事が出きるようになった。
各ワインメーカーはこぞってシュルリーを採用した。
また色や糖度が薄い甲州ぶどうから
さらに凝縮感をえる為に、
果汁を凝縮させる技術が導入された。
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