お菓子をあげるからイタズラさせて…!はい、どうも曽美山です。

 

でかい太陽光パネルを載せてるせいか、ちょいちょい太陽光関連の営業がきます。もう太陽光やってるから、売ろうとしてくるのは蓄電池なんですけど、「うちは完全に投資目的で太陽光やってて、蓄電池は元とれないから、元がとれる価格にしてくれるっていうなら話ききます」って言ったらさっと帰っていただけるんですけど、先日来た営業マンは、長州産業の全負荷型の大容量の蓄電池が半額!工事費も不要です!というので、えー、じゃあちょっと計算してみますね。検討してみます、と預かってみた。

 

まずうちの状況からいうと、売電単価が21円なので、買電の昼単価より低く、夜単価より高い。つまり、昼に太陽光で発電した電力を夜に使って電気代を浮かせる考えは、21円を0円にしているだけで、21円で売って夜の電気を買うほうが差額儲かるので、17時~21時くらいの、昼料金で電気の使用量が多い、太陽光発電が見込めない時間帯のカバーができることだけがメリットと考えられる。

 

もし、蓄電池の充電を深夜電力のみで行い、昼の電気使用は蓄電池からだけで、発電分は全て売る、ということができるのであればもっと利益を考えられるだろうが、10kw未満の契約は余剰買取のみなのでそのようなことはできない(はず)。

 

てことでちょっと計算してみたんですけど、うちの場合月額で2,000円ちょっとの得にしかなりませんでした。この試算は電気使用量が一番高かった月の場合で計算したんですが、そうだったとしても年に24,000円くらいで、おそらく150万くらいはするだろう提案だとやっぱり全然回収できないな、という結論に達しました。

 

いつも、停電時はすっごいありがたいよなあ…という考えを持つんですけど、あって年に1、2回とかの話なんですよね。ガマンできるんじゃね?っていう。ひとまずうちの場合、FITが終わる頃以降か、全負荷で10kw以上の蓄電池が実質数十万くらいで買えるとかにならないと検討できないかなあ。

 

で、ないとは思うけどそんな価格持ってこないかなーと営業マン待ってたんですけど、初回の私の話ぶりから無理だと思ったのか来ませんでした。なんだよ!!夢見させるようなことを言うな!(木暮くん)