深夜の洗濯係、曽美山です。子どもにお揃いの服を買うと、どっちがどっちのかわからくなるから気をつけて!

 

さて、うちのアクセスの大半は室内干し絡みなので、その後のことでも。

もう、これまで何度も書いてきましたが、時代はランドリールーム。サンルームは昭和の代物です。外干しに至っては特殊な性癖なのかなと思うほど。うちの父は天気がいいと外干ししたがりますが、夕方も過ぎて夜に「あれ?取り込んだっけ?」とか慌てるからやめてほしい。実際干しっぱなこともあるし。

 

家を建てる前は夫婦ともに「本当に室内干しでちゃんと乾くの?」「湿気すごいんじゃない?」と非常に懐疑的でしたが、本当にちゃんと乾く。ただし、ただ干してるだけじゃなく、サーキュレータは使います。で、湿気は別にすごくない。というか、室内干しの湿度があるおかげで若干調湿できてるのでは、とすら思う。あ、ちなみに高気密高断熱の住宅を前提としています。

 

ただ、寒くなってきて乾きは少し悪くなりました。これは洗濯物が乾く仕組みからして当然のことですが、今後暖房がつくようになれば改善されるのではなかろうかと期待しています。

 

で、リブログした記事を受けての3ヶ月報告ですが、

 

・ホシ姫サマは快適

昇降式+天井高2700mmのおかげで、洗濯物干してても普通に立ったまま下を通行できます。ズボンとかの類はさすがに当たるけど、邪魔感はかなり低いですよ。これを取り付ける部屋の天井高さは高く設計するのを忘れずに!紐で上げ下げするのは、めんどくさくなるんじゃないかと思ってたけど、別に苦ではないなあ。で、5人家族で2本は結構ギリギリで、結構マメに洗濯してる感がある。やっぱり3本は欲しかったなと思います。

 

長さでホスクリーンではなく、ホシ姫サマを選びましたが、ホスクリーンが羨ましくなったことが1つだけあって、それが「耐荷重に達したらマークを出してお知らせ機能がある」ということ。

 

 

これに類する機能がホシ姫サマにはないので、安全性が気になるところ。十中八九耐荷重超えて干してると思ってます。それから、多分ホスクリーンよりホシ姫サマのほうが昇降の紐は使いやすいのではないかと思ってます。レバータイプはめんどくさい印象しかないなあ…。ただ、身長が150cm台とかだと、天井高上げた状態の紐に手が届かない可能性があるので、その場合はレバータイプだったり、電動タイプを選ぶほうがよいかも。じゃないなら、下にステップを置いておくか、毎回ジャンプするか。

曽美山家はロングサイズ(CWFT11LM)を使ってます。今気付いたけど伸ばせるのに伸ばしてないかも…?

→今まで伸ばしてなかった!伸ばしたらむしろあれこれに当たって最大まで伸ばせず。ショートでいいかも…。

 

 
 

価格が跳ね上がりますが、老後とか車いすでも干したり取り込んだりしやすい。

 

レバー(操作棒)タイプ。背は届かないけど電動は高い、という場合はこちら。

 

・部屋は広いほうがよいし、広めの作業台があるとなおよい

部屋干しなので、取り込む時間が特に決まってないんですよ。だから、次の洗濯が終わって、干すよってときに取り込むことがうちは多いです。

 

んで、室内なので別に床に落ちたりしても大して気にしないし、サーキュレータ以外の風もないので洗濯ばさみも使わない、お気楽干しライフなのですが、取り込むときも竿を下げて、取っては作業台へポイポイ投げ込んでます。計画当初はハンガーにかけたままファミクロへ、という想定をしていましたが、今のとこ実現していない。ハンガーの交換がうまくいってないですね。ここについては、ファミクロとランドリールームのアクセスが若干悪いので、間取りで解決したい部分です。個人的な提案としては、受け渡し窓的な箇所があると楽なのでは?と思ってます。

 

んで、ポイポイ放り込めて楽な作業台ですが、その後洗濯物を畳むという作業もここでするため、現状ちょっと狭い感じです。サーキュレータとかを作業台に置いてしまったのがまずかったか。ていうか真下に置いてもいいんやなあ。試してみよう。

 

・洗濯物が乾く原理は理解しておきたい

洗濯物が乾く仕組みをわからずにサンルームじゃ外干しじゃと、太陽光をありがたがっているようでは、ランドリールームを計画するときにも失敗します。洗濯物は熱で乾くのではありません。もちろん光で乾くわけでもない。空気に水分を奪われて乾くんです。

 

新居に移ってからというもの、結構な勢いで水槽の水がゴイゴイ減っていきます。その度水を補給するのですが、なみなみ注いでるのに、数日するともう減ってる。これまでに住んでいた2軒の家ではこんなことはなかったけど、一体なぜか?違いは、換気されているかどうか、です。

 

乾いた空気が水に触れ、湿気を帯びます。換気されなければ湿気を帯びた空気で部屋が満たされた状態になり、水もそれ以上減りません。しかし、換気されることで、湿気を帯びた空気がなくなり、乾いた空気に入れ替わります。この乾いた空気はまた水分を奪い、さらに換気されていきます。

 

じゃあ、外に干してたほうがいいじゃないか、という話になりますが、夏場はともかく、冬場はそうでもないのでは?と思っています。というのは、空気が奪える水分量は気温に比例して増えるので、寒いと大して水分を奪えないんです。その点、ランドリールームであれば室温を高く保てるので季節・時間帯の影響を受けにくく、安定した成果を得やすいと考えています。サンルームも、室温の維持と換気がクリアできてるならいいですが、ガラス張りの部屋と壁に覆われてる部屋、どっちが温かいと思う?外気温が高くて、日射があるときはいいけど、それ以外は…。

 

なお、高気密高断熱を前提として書いているのは、高気密でないと計画的な換気がなされないこと、高断熱でないと外気の影響を大きく受ける(保温性に乏しい)ことからです。

 

長くなりましたが、室内干しでは「換気が行われ続けていること(そのためにせんたく日和などのサーキュレータを使って高速換気をしています)」と「室温を高く保つこと」が重要です。換気には、湿気を帯びた空気を排出する場所が必要になりますので、そのあたりの空気の流れを計画しておくと後で困りません。うちはこのあたり若干失敗してる感があって、後で24時間換気の位置を変更したりだとかが発生しました。なお、換気といっても窓を開けることは推奨しません。室温についても、リビング等の空気が流れ込みやすいようになっているといいですね。

 

 

それから、ハンガーは風を受けても滑りにくいものか、100均などでハンガーホルダーを買っておくと使いやすいです。乾いてくるとサーキュレータの風で一か所に集まってしまって、乾きにくくなったりしてしまいやすいので。

 

 
 

こういう感じのやつ。これなら風を受けようが洗濯物同士の間隔を保つことができます。

 

また真冬の室内干しを経験したら続報を出しますが、現状はこんな感じです。ランドリールームについては成功・失敗のポイントになりやすいところなので、おろそかにせずに計画してくださいね!とりあえず、「広め!」「天井高め!」「ランドリールーム自体の湿度は高くなるのは仕方ないので、湿気が気になるものと同じ部屋にはしない!」「床はクッションフロアとかの濡れても気にならないもので!」と言っておきます。