今、私はオッパの胸に抱かれ愛の告白を受けている
これは、きっと夢…
そう思う方が、気が楽だった
なのに…
そのくちづけは、幾度となく交わされ
私の胸は、息苦しさに目眩がしそうだった
「…ヨンウン…オッパ…」
やっと、途切れたくちづけの合間
私は、戸惑いながらオッパの名前を呼んだ
『うぅん?』
「これは…夢…?」
『パボ、現実に決まってるだろ…』
「…ホント…に?」
『ホント』
私はオッパの腕のなか
本当の安らぎを、見つけた
「オッパ、」
『どうした?』
「…愛してる…」
ずっと想っていても、口には出来なかった言葉…
その言葉を、今私はオッパに告げる
『じゃぁな…俺、帰るからな…』
「う~ん…」
『明日、いや…もう今日だな…
時間作って来るから、ちゃんとここに居るんだぞ!!』
「・・・」
『ソヨン、返事は?』
「…はい…」
『よし^^』
何度も、何度も、
ねんを押すようにオッパが話していく
“ここ” に居る自分を、戸惑いもしたけれど
今はもう、受け入れる安らぎを知ってしまった
窓の向こうで、朝日が昇り始める
新しい一日が始まろうとしていた…
“ ソヨン…ソヨン… ”
遠くで誰かが、私を呼ぶ声・・・
目が覚めて、咄嗟に腕で顔を防いだ
殴られる…
そう思った瞬間、
私の頭にポッポが降りてきた
『ソヨン、おはよう』
「…オッパ!!」
オッパの存在を感じて
思わず抱きついてしまった
『おっと、ソヨン大胆だな~(笑)』
「・・・」
代わらないオッパの優しい声…
暖かいぬくもり…
広い胸…
すべて夢じゃなかった…
私の傍には、オッパが居てくれる
その事が、
その事だけが嬉しかった
『さて、行くぞ』
身支度を整え、オッパが用意してくれた食事をとったあと
おもむろにオッパが呟いた
「えっ…何処に?」
『お前の部屋』
「えっ…?」
『荷物、取ってこよう
取りあえずの物だけでも良いから』
「…いい…何も、いらない…」
『大丈夫、俺が居るから』
オッパの言葉は嬉しかったけど
あの部屋には
もう、帰りたくなかった