先々週のいつか、夜
すぐに眠りにつくことが
できなかったので、

もし自分が新型コロナに
感染したら、、。

というシミュレーションを
してみることにした。

私は一人暮らしで
パートナーもいない。

母と妹家族が
近くに住んでいるが

80歳の母は二月にした
大きな手術からの回復期で
妹が食事の支度やら何やら
母の世話をしているので、

母はもちろんのこと
妹に感染したら
母の命に関わることだから

どちらにも頼れない。

流石にコロナでは
友達にも

「来て」

とは頼めない。

命がけ、

感染のリスクを犯してまで
来て欲しくないし、ね。

だからそうなったら
まずは一人お家で
寝ているしかない。

効く薬がわかっている
わけでもないから、

ただサプリか漢方薬
もしかしたらホメオパシーでも
摂って、

部屋で寝ているしか
ないことだろう。

私は電気をつけて
スマホを取りに
身体を起こし、

アマゾンに入って
体温計をポチった。

それから自分で
準備できる
食べ物のことを考え

それは十分にあるので
問題ないことがわかり、

最悪レトルトの玄米粥とか
スープとかで
やり過ごせるだろうことが
わかった。

最悪のケースを
考えることは、
いつも私に安心をくれる。

頭の周りどこかに
意識化されていない
考えが漂っていると

知らないうちにあなたの
気分や選択、などを
コントロールされてしまう。

さらにもっと具合が悪くなり
熱が続いたらどうしようか、
考えてみた。

7度5分以上が
4日続いたら保健所に
電話で尋ねるのだ。

だからと言って
重症でなければ

入院できるわけでも
ないとのことなので、

ただただひたすら
家にこもって
やり過ごすことに
なるのだろう。

わざわざ病院には
行かないと思う。

そんな時ネットでも
人と繋がれる可能性があるのは
とってもありがたいし
安心だ。

みんな、ありがとね。

やがて私は重症になる、

そこまで考えてみる。

そうしたら、病院で
人工呼吸器をつけられて
手当を受ける。

またはベッドがなくて
家にいるしかなくなる。

正直病院に行くより
一人でベッドに寝ている方が
ましのような気がして来た。

少なくてもここは
私が好きにできる場所だから。

だから想像は
病院に行かなかった場合の
ケースにして見た。

私は体の痛みと
咳の苦しみの中で

自分が死んで行くことまで
想像してみる。

最初は苦しいし辛い。

それが何日か続くのか?

息ができない恐怖が
私を襲う。

その恐怖を眺めている
私は、

その恐怖を
いつかどこかで味わった
懐かしさを感じながら
嘆く。

その時

果たして私は
神を呪い、神に嘆くのか?

それとも

神に願い、神に祈るのか?

苦しみの中で私は
何を思い出すのか?

自分の人生が
走馬灯のように流れ

様々な場面や
関わった人々を思い出して
思う。

ああ、なんて素敵な
人生だったのだろう、と。

ああ、なんて素敵な
人たちだったのだろう、と。

ただただ胸から
感謝の気持ちが溢れては
恍惚感に浸る。

それから
痛くて苦しかった胸は
愛で満たされ
同時に見えない力に
抱きしめられていることに
気づく。

そうして私はいつだって
愛と言う名の神に
抱きしめられていたことに
気づく。

そうやすらいだ時、
突然それはやって来た。

私は解放されて
さらなるやすらぎに
包まれる。

いつも戻りたかった
本当の家に戻ったみたいに。

そう。

どうやら私は
死んだみたいだ。

私はパウダーピンクの
フランネルのパジャマを着た
初老の女を上から
眺めて思う。

ああ、あれは私だ。

そして私ではない、
と。

私が私だと思っていた
儚い夢。

私はその身体を
じっと眺めては愛おしむ。

そして音にならない
声をかけてみる。

「お疲れ様」

と。

その冷たくなった顔の
口元にかすかな微笑みが
宿った気がして

私は微笑む。

あ、身体はないんだけどね、
その感覚はあるのだ。

そうそう!

死体が放置されて
腐敗するのは
嫌だったので

毎日妹に生存確認は
していたから

今日連絡がなければ
明日には合鍵を持った妹が
部屋にやってくることだろう。

妹には申し訳ないが
第一発見者になって
もらうしかない。

「また散らかっていてごめんね」

私は空から思う。

やさしい妹がそんなことを
これっぽっちも気にしないことは
知っていながら。

そしてこのシミュレーションを
した次の日に

Facebookメッセンジャーを
通して約束していた

「その時は
お部屋はあなたが片付けてね」

と言う遺言を
静かに遂行してくれる
ことだろう。

そのことが死ぬ前から
私にこの上ない安堵を
くれていたのは

少し笑えてしまう。



ありがとう私の人生
ありがとう関わってくれたあなた

どうぞ心配しないで
泣きたければ泣いてもいいけど。

私は今、待ち望んでいた
やすらぎの中にいるから。




死は別れではあるけれど
終わりではない。

別の世界への移行です。

そして今回こうして
出会ったように

またどこかで
会えるのだから。

 

 

2020年3月29日 Facebook投稿より

 

 

 

 

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