前回の新月から
すごい勢いで拡張していた意識が、
今日の満月を迎えて
何か一つ落ち着きを見せた。
今夜はいつもの満月より
ずっと落ち着いて、
満たされた気持ちで過ごしている。
満月によっては
（自分の状態によっては）
眠れないほどの興奮に包まれるときもある。
それはそれで悪くない。
さてこの一つのサイクルの終了に、
今日まで未完了だったものももうすぐ完了し、
あとは自然に統合されるのを
信頼することを選びここにいる。
いつだって私たちには、
たまたま過去の記憶によって
トリガーされた不安を現実として、
心配に注意を向け続け
それに即した状況を作り出すという選択もできれば、
ただただリラックスして信頼することで、
更にそのような意識状態を生み出すような選択もできる。
月の満ち欠け、
季節の移り変わり、
女性の生理周期など、
世界には様々なリズムがある。
あれこれ学ぶことも面白いことだろうが、
自分の内側と繋がり、
広がったり縮んだり、
はたまた静止したり、
と常に移り行く
自分の内なるリズムに耳を傾けることは、
なんと美しいことだろう。
面白いことに今日を境に、
このところ活発だった社交も一段落し、
ライブに、
コースに、
年末のワークショップに、
向けて自分の中の何かが熟して行くことを
ゆるす時期へとこれまた自然に移行している。
はじめて私を見た人は、
わーっと楽しいときと、
こんな風に静かで無口なときと、
全く別の印象を持つかも知れないな、
などと考える。
だれにだってこんな二面性はある。
いや二面性と言うよりは、
意識の拡大や縮小に過ぎなんだけどね。
いつもそのどちらかでなければ、
と自分をプッシュすると疲れるだけ。
ありのまま
自分でいつも愛されているということを知っていれば、
どんなときにもそのままでいられる。
そしていられなくて疲れるのなら、
いられない、
というのをやめて、
意図的にすると良い。
つまり、「いられない」という被害者的発想をやめて、
自分が好きでやっている、
意図してそれをやる、
というようにするのだ。
「いられない」というものの見方をやめて、
ただ現状の自分には限界があり、
意図的にその限界を認めるのだ。
それから限界を超えると決めて、
そうする。
もちろんしなくたっていい。
超えないで中で生きたってかまわない、
ということを
自分に１００％認めてやればいい。
そうするとそのうち苦しくなって、
「さあでてやる」と、
内側から自然な決意が現れることだろう。
いいことと呼ばれるものも、
悪いことと呼ばれるものも、
なんでも自分の意識的、
または無意識の意図によって生み出されたものを
全部自分のものと引き受ける、
と決めると、
私の力は戻ってくる。
もちろんそんなことを引き受けようなんて考えずに、
人を羨んだり、
過去を悔やんだり、
両親を恨んだり、
神を呪ったり、
自分の能力や運命を怒ったり、
するのもまたいい。
娯楽として
これほどはまれるものも少ないだろうから。
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