出るほうがとりあえず一段落したので、1ヶ月ぶりにミュージカルを観に行った。

まず前奏曲が何とも言えなくワクワクする感じだった。やっぱりバーススタインは天才!

井上芳雄さんが踊れる人だとは知らなかったので驚いた。なかなかいないバランスの取れたミュージカル俳優だと感心した。

あと特に良かったと思ったのは老女役の阿知波さん。歌唱力もさることながら、ミュージカルなのに無音状態で長台詞をしゃべらなくてはならないというかなりハードルの高い役を飽きずに観られたのは彼女の凄さだと思う。

ちょっとかわいそうだったのが新妻聖子さん。綺麗なソプラノを披露していたが、歌うのが精一杯で個性がが全く出ていなかった。あの歌が歌えるのは確かに立派だけど、彼女は『レ・ミゼラブル』や『マリーアントワネット』でやっていたようなアルト系の役だと彼女らしさが出るので、今回のような役は向いていないのだと思う。女優というとついお客様を持っている宝塚OGに頼りがちで、ちゃんと歌える人は少ないから、彼女のようなタイプは大事にしないと!

でも全体的には、上手い人が揃っていて安定した作品だった。