「前橋駅に行った時、鉄道の映像がモニターで流れてるんだよ。
ずーっと観てた。
観てたら、涙が出てきたよ。」
・・・その映像、観てみたいな
・・・なるほど、友人が感動するのがちょっとだけ分かった気がする
友人の亡きお父さまは、国鉄職員でした。
SLからディーゼルや電化への過渡期に、国鉄で活躍された方でした。
福島県から、群馬県へと転勤になって、しばらく群馬にて国鉄職員を勤められたそうです。
「『SLは、手がかかって厄介だった。でも、手のかかる奴ほど、可愛いものだ』って言ってた。」
お父さま、SLには愛着があったんだろうなぁ
私が、SLが好きなんて軽々しく言いながら、撮り鉄もどきの様なことをしているのとは、「好きの重み」が違うかもしれないなぁ
友人のSLを観る目も、私とは違うのかもしれない・・・
そんなことを思いながら、この日はSLを撮りました。
今、群馬ではみなかみSLが復活して、何度も足を運んでは友人とSLを撮っています。
お父さま、復活した姿を観たかっただろうなぁ。
友人も、観せたかっただろうなぁ・・・・・