真夏のある日、涼を求めて向かった場所。
距離1000m、片道30分の山道、歩こう。
じりじり照りつけていた太陽はどこ?涼しい・・・・・
不安定な場所は、ゆっくり歩く
ちょっと昇りは、ふんばって歩く
息が上がってきた。
疲れたら、小休止。
疲れたら、小休止。
蝉の鳴き声
鳥のさえずり
清流のせせらぎの音
そして、私の鼓動
ドクッがドクッが、トクントクン・・・・・
休んだら落ち着いて、また歩く元気も出てきた。
さぁ、歩こう。
ようやく半分までやってきた。
したたり落ちる汗を拭って、また一歩一歩・・・・
したたり落ちる汗を拭って、また一歩一歩・・・・
滝のザーっという音が、かすかに聴こえてきた。
ようやく到着。
岩場に腰をかけて、息を落ち着かせ、たっぷりとマイナスイオンを浴びる。
あぁ、気持ちがいい・・・・・
目的地は、私の予想に反していた。
もっと大きな滝を見られると思っていたけれど、案外小さい滝だった。
でも、そんなことはどうでも良かった。
道中、歩くことは私の人生観に似ているな・・・って思ったから。
不安定な事柄は、慎重にゆっくりと
大きな課題を抱えている時は、ふんばって
決して無理せず、息切れしたらおやすみして
そして、また歩き出す
歩き出したら、何も求めず信じた道を歩き続けるだけ
そんなことを思いながら歩いた、往復2000mの道。
追記
けっこう険しい道(私にとってはです)でした。
侮っていた私は、スカート姿。ぺったんこ靴だったことが唯一の救いでした。
翌日、もちろん筋肉痛。運動不足を痛感です。