古い家を改装して、カフェにする・・・そういう古民家カフェに何度か行ったことがあります。
今回のカフェは、100年ほど前に建てられた家。オーナーの持ち家です。オーナーのおじい様かひいおじい様が建てたのでしょうね。
毎度、迷いながら行くのですが、珍しく迷わず行けましたよ。至る所に看板(手作りの味がある看板)が立っていたので、助かりました。
看板に導いてもらい、たどり着いた場所はのどかで静かな場所。
空cafe
駐車場から見えた空カフェは、想像していたよりも大きい建物。煙突から煙が立ち上っています。
ごめんください・・・と言いたくなるような感じ。小さい頃、茨城の山奥、親戚の家を訪れた時と同じ感覚がしました。
引き戸を開けると、そこは素敵な空間が広がっていました。
カフェの中は土間。もしかしたら靴を脱いで入るのかな?と私の想像がはずれ、土の素朴な感じをいかした土間。
アンティークのものが所々にさりげなく置かれていて、どこに目をやったらいいのか迷うほど。カフェ内に雑貨コーナーもあるので、そちらも楽しめます。
雨がちらちら降っていたので、肌寒い日。ストーブた点いてました。あの煙はストーブのだったんですね。
古い扇風機で、温かい空気を部屋中に届けています。
水は湧水を使用していて、セルフで注ぎます。コップ、これも年代を感じますね。
コップの後ろに、水の成分表が・・・放射能の心配がないように配慮されてのこと。オーナーのお気遣いが感じられます。
どこに座ろうか迷ったけれど、広い庭が見えるカウンター席に。鳥のさえずりとカエルの鳴き声以外は、何も聴こえてこない静かな空間。
「炭入りロールケーキ」
黒色していて、なるほど炭が入っている感じ。ほんのりゴマの香りがして、とっても美味しい。
また訪れたくなるカフェでした。青空の見える日は、気持ちがいいだろうなぁ・・・。