人と接するときに、いつも考えるのが言葉のたいせつさ・・・
表現次第で、コミュニケーションがはっきりと変わってくることが多いですね。
伝える、伝わる・・簡単なようでなかなか難しいものです。
毎夕方6時からは、茨城県水戸放送局からのニュースを観ています。
被災した県なので、「茨城魂!私が見た3.11」というコーナーがあり
毎回いろんな形で、震災時を振り返る情報が流れます。
数日前に観たこのコーナーで、
東日本大震災の津波の際、大洗消防署の津波警報を特集していました。
幸い、津波による犠牲者が0という背景には・・・
アナウンスの内容変更と言うことが、大きく影響しているのではないかと
いうものでした。
緊迫する中での、消防士の無線の声
20才の若き消防士は、押し寄せてくる津波で海水が足に浸かりながらも
落ち着いた声で避難を呼び掛けていました。
地震発生直後は、マニュアル通りに
「海岸に居る方や津波浸水区域にお住まいの皆さんは火の元を確認し
速やかに高台の安全な場所に避難してください」
大洗消防署前が津波で20㎝冠水した時点で
「緊急避難命令 緊急避難命令
住民の皆さまは大至急、高台に避難せよ」
と、文言が変更されました。
大洗町長が指示を出されたもので、消防士はなぐり書きでメモをし、
放送を続けたようです。
当時の事を、この放送を聞いた方が振り返り
「今までこんな放送を聞いたことなかったので、
これはただ事ではないな・・と思って、避難しました。」
と、インタビューで話されていました。
普段は使わない命令口調が功を奏したようです。
伝え方で伝わり方も変わってくる・・・
言葉って大切ですね。
※犠牲者が出なかったのは、放送の内容も大きく影響したと思いますが
いろいろな要因が重なり、事なきを得たのだと思います。
決して、津波の被害が出た地域を揶揄する記事ではございません。