先日、以前担当していたクライエントとばったり会いました。
双極性Ⅱ型、ギャンブル依存症の男性。
友達の経営する会社でアルバイトをして
お金の全てを、大好きなカラオケバーとパチンコへ。
そんな日々を過ごしていました。
「いやぁ~お久しぶりですね。」
と、笑顔で話しかけて来られました。
「パチンコやめられたんですよ。もう2年もやってない。」
毎日のように通っていたのに・・・それはすごいこと。。
診療場面で、ギャンブル依存の恐さなどを話しても
渦中にいる時は、なかなか受け入れられないものがあります。
彼はしみじみと・・・語りだしました。
「お金無いんだけど、習慣でパチンコ屋へ行ったんです。
ずっと眺めてた・・で、パチンコしてる人が千円札を機械に入れる姿を見てたら
千円札がシュレッダーに入っていくように見えたんですよ。
うわぁ~勿体ない!俺もあんななんだぁって思ったら情けなくなってきました。
それ以来、やめたんですよ。」
自分と向き合う作業は、とても辛かったことだと思います。
本人の気づき、それに勝るものはありません。