私がまだ幼いころ、母がよく唄っていた。
そして、私が思春期の多感な時期に悩んでいると
「ケ・セラ・セラよ。どうにかなるもんよ。」と、母。
こんなに苦しいのに、軽々しく言われても・・・
と、当時の私は耳をかさなかったお年頃だった。
でも時折り、本当に苦しい時に
この「ケ・セラ・セラ」の言葉とメロディーが頭の中に浮かんできて
自分を励ましていた。
先が見えず ちょっと足踏みしている方
未来への不安を抱えている方
自暴自棄になっている方
そんな方に捧げたい
私の思い出の曲の１つ 「ケ・セラ・セラ」
私が まだ子供だった頃
私の未来をママに訊いてみた
私、可愛くなれる？お金持ちになれる？
ママはこんな風に答えてくれた
気にしてもしようがない
なるようになるわ
明日の事なんて誰にも判らないのよ
気にしてもしようがない
なるようになるわ
大人になって恋をした時
恋人にこの先に何があるのか訊いてみた
来る日も来る日も虹が見えるかしら
恋人はこんな風に言った
なるようになるよ
この先どうなるか
未来なんて誰にも判らない
気にしてもしようがないよ
なるようになるさ
今では私にも子供ができて
その子達は明日のことを私に訊く
かっこいいお金持ちになれるかな
私は優しく教えてあげる
気にしてもしようがない
なるようになるわ
明日の事なんて誰にも判らないのよ
気にしてもしようがない
なるようになるわ