ここ数日、何故か顔面マヒのお話がよく届きます。
殆どが中年から高年の方。
原因は病院でも特定出来ないのが多いそうで、医者からは直る見込みの無い手術を提案される事が多いとか。
皆さん怖がって手術を拒否される様です。
完全に元に戻る事はなかなか難しそうで、工房に来られた職人さんは見た目にも顔のゆがみが取れていませんでした。
顔の麻痺は両側に起こるのではなく片面に起こるのが普通だとか。

顔の表情を支配するのは頭部の後にある筋肉、それを支配するのが神経網です。
疲れに起因している様ですが、それをプッシュする直接の原因は寒さが引き起こした人が多いみたい。

ある人は他の仕事を持ちながら、家に帰って可成りの寒さの中藍染めをした直後に発生。
食事を始めると食べたものが口からこぼれるので気が付いたそうです。
目もつむることが出来ないのでセロテープを貼付けて睡眠、普通に眠れるまで三ヶ月かかったそうです。
今も片目の動きが普通ではありません。

又ある人は、ご主人の運転する車に乗り窓を開けたまま居眠りしていたそうで、目が覚めると片面の顔が麻痺していたとか。
ズッと居眠りする位ですから疲れて居られたのでしょうが、やはり冷えが原因となっている様です。
この奥様の話に寄ると同じ事が原因で顔面マヒを起された患者がとても多いのだとか。
運転中に窓を開けるのは片面だけ冷やす事が多いので冷えた方の顔が麻痺します。

サインを求められる手術は出来れば受けたくありません。
どうぞ、冷えそれも片方の顔を冷やさない様くれぐれもご注意下さい。