一般に中国と韓国は儒教の国と言われています。
儒教はご存知の通り孔子が開祖?とされています。
しかし宗教なのか道徳なのかはっきりしません。
勿論日本にも入ってきましたが、本家の儒教の進展とはかけ離れた、道徳の考え方の一つとして広まったに過ぎません。
元々道徳意識の薄い民族性がある国民を統制する為に利用されてきました。
その中でも、徳のある天子が国を治めれば国民は全て安穏な生活を送れると言うのが根本理念となっています。
その為、天子を殺した側近が天子を継いだとすると、徳のある自分に前の天子から禅譲されたと歴史書に書かせるのが通例です。
中国の歴史は後から都合の良い様に書かれたものが歴史書となっています。
これが儒教の本質でもある訳です。

つまり、良い事は真実となる、嘘でも。
自ら尖閣諸島を日本の領土とした地図を発行しながら、埋蔵エネルギーがあるらしいと分かると一転我が領土として、昔の地図を廃棄し始めたのはこの儒教の為せる技だったのです。

「尖閣諸島が中国領である事は良い事だ」は「尖閣諸島は中国領土だった」に何のためらいも無く意識を変える事が出来るのです。

素晴らしい独善的な民族性です。
日本人もこうありたいものです。

儒教は韓国にも浸透しています。
親を大事にする気持ちは日本人以上です。
韓国は中国の列国として使節が来ると、天子が三拝九拝の礼を持って迎えねばならない歴史を持っています。
中国を親の様に思う気持ちが潜在意識の中に叩き込まれていて、漁業権を荒らされても殆ど我慢の子。
名前も元々あった長い名前を捨てて、単語一文字の中国名にしたのもアイラブチャイナが為せる技。

戦前、中国、日本、ソ連の列強に囲まれた韓国は日本と一緒になる事で安全を図りました。
勿論、日本もそれなりに圧力をかけたのは間違いないと思いますが、韓国自身の意志が無ければ不可能。
暗殺された朴大統領が石原都知事に日本と一緒になって良かった、他の国なら韓国は無くなっていたかもしれないと言ったそうです。
しかし、漢字等の中国から入る文化が韓国を通って日本に渡ったという事に韓国の人はこだわりを持っています。
韓国の弟分が偉そうにするなという訳。
分からないではありませんが、この意識が強過ぎて日本に負ける事を毛嫌い、それが高じて過剰な竹島保護の伏線となっている様です。
三十年以上前韓国へ出張に行った時、日本人と分かればその見る目は異常でした。
まるで怨念、早く帰りたいと思ったものです。

中国も韓国も太古を振り返れば同じ系列の血を受け継いだもの同士。
なのに民族性がここまで差異が生じるとは、風土の違いでしょうか。
何とか仲良く暮らしたいものです。