年金の受給は65歳からだが、繰り下げ受給にすれば、数十パーセントアップするという。70歳や75歳まで待てば、その分受給額がアップする。しかし、早死にすれば損をする。何歳から受給するかは悩ましい問題だ。

 

私は65歳から受け取る予定だ。年金の運用構成は、外国債券、日本債権、外国株、日本株で構成されており、それぞれ約25%になっている。教科書通りの、誰からも批判されないポートフォリオだ。しかしながら、債券の比率が合計50%というのは、いささか多いように思う。これがパフォーマンスを低下させる要因になるだろう。私なら100%株式やその他の投資に振り切るので、債権が邪魔である。65歳で受給開始して、もらった年金を自分で運用する。年金機構に運用を任せるよりも、そちらを選び、年金機構を上回るパフォーマンスを狙ってみたい。自分で運用すると約20%の税金がかかるが、あと何年かしたら、NISAと同じように、IDECOも使いやすくなっている可能性があるだろう。