たったひとことあの日 僕の腕のなかで流した君の涙今も鮮やかに 思い出す街を包む細かく冷たい雨君はひとりで 歩き出したたったひとこと 「愛してる」と伝えるだけでよかったのにあの日 僕の腕のなかで君は僕にきいた「私のこと 愛してる?」ためらう僕の心に降り注ぐ雨君は傘をおいて 歩き出したたったひとこと「愛してる」とささやくだけでよかったのにあの日 僕の腕のなかで君を濡らしたのは細かく冷たい雨と 僕の涙哀しいけれど 何も言えなかった