初めての日 君は
僕の胸に埋め込むように
ゆっくりと話した
出会いと別れの数は同じだと思う?
君の最初の質問に
僕は答えることができなかった
私より先に死なないって 約束して
君の最初のお願いに
僕は やっぱり黙ってた
別れの数のほうが ひとつ少ないのがいい
あなたを見送ると 同じ数になってしまう
不思議なことを言うひとだと思った
出会ったふたりは 必ず別れるはずなのに…
でも 今は 君の気持ちがよくわかる
サヨナラも言わずに旅立った君は
僕とは 別れることなく消えたんだ
そして 僕は ふたりの思い出を
終わることのない愛で 包んでいる
ふたりで歩くはずだった道を 歩いている
思い出たちに サヨナラは言いたくない
僕と一緒に消えるんだけれど…
君の 君との すべての思い出を
一緒に もっていかなきゃ
君と もう一度出会えないからね
別れのない 最後の出会いのためにね