疲れきった身体を
最後の元気を振り絞って
家へと運ぶ僕の足が
ふと 止まる
君より先に眠るのが嫌だから
僕のために歌わなくていい
それでも
君が歌い続けたララバイ
聞こえてくる君の歌が
どこからやって来るのか知りたくて
重たい首を回してみる
ずっと僕の背中を照らしていた あの月
冷たい空気に洗われた 眩しい光にのって
君の歌声が降りてくる
温かい場所で 早く身体を休めなさい
君の声に促されて 僕は歩き出す
部屋にたどりついて ベッドに潜り込んだら
僕はすぐに眠ってしまう
そのときまで 歌っていてほしい
僕は 君の歌声を聴くことでしか
君と一緒にいることができないのだから