スキップ・トレース | あさひのブログ
ジャッキー・チェン(成龍)プロデュースの定番アクション最新作。

「スキップ・トレース」(2016年 原題「絶地逃亡/Skiptrace」 監督/レニー・ハーリン 主演/ジャッキー・チェン、ジョニー・ノックスヴィル)
108分
スキップ・トレース [DVD]/KADOKAWA / 角川書店


原題は「すごい逃避行」かな?

――香港警察官のベニーは9年前職務中に相棒のヤンを亡くし彼の一人娘サマンサを引き取り親代わりとなった。美しく成長したサマンサはマカオのカジノで働いていたがある日アメリカ人詐欺師コナーにイカサマで逃げられ責任を問われる。コナーがロシアへ渡ったと知り義娘のためにベニーは単身ロシアへ。だがコナーはロシアでもマフィアに追われており、コナーを逮捕したベニーもろともマフィアに追われる羽目に。さらにパスポートを焼かれクレジットカードも使えず二人はわずかな現金でおんぼろトラックを買い付けてえっちらおっちらモンゴルを越えて、遙か香港めざして旅をする――

物語はまぁオマケみたいなものなので省略。いつものようにジャッキー扮する刑事がワケ有りな相棒と二人でハチャメチャに暴れ回り、楽しく悪を懲らしめてハッピーエンド☆です。
でもやっぱりジャッキーの映画は凄い。中の上くらいの楽しさが必ず保証されているというのか…ハズさないよなぁ。わざとらしくない(スタントマンぽくない、ワンカットぽい)臨場感あるアクションと、細かに挟み込まれる笑いの繰り返しが、もうパターンだとわかってるけどそれでも面白く爽快。ずっとハラハラだとしんどいし、おふざけばっかりでも冷める、その配分と間(ま)が本当絶妙。
今回もいろんなパターンの窮地とそれを乗り越えるさまが描かれてるけど、特に見てて面白かったのは序盤の配送業者の倉庫でのバトル。いろんな障害物を逆手にとって戦うってのもジャッキー映画の大定番だけど、このシーン本当に楽しい。ベルトコンベアが張り巡らされオートメーション化されてる迷路みたいな中でのバトルにはラッキーとアンラッキーが次々降りかかって来て…なんかトムとジェリーでも見てるみたい。

とは言え、本作はアクションシーンは全体の半分にも満たないくらいで、印象としてはロードムービーぽいというのか…二人がロシアからモンゴル、北中国の美しい大自然溢るる古き良きド田舎を旅するシーンに多くを割いてる。民族衣装やお祭りを見せて世界平和アピールっていうのかな…ちょっと狙ってるきらいがあるのが鼻につくけど、まあいいか。

相棒コナー役のジョニー・ノックスヴィルは元々体を張った芸がお得意だそうで(スタントというよりお笑い芸人がやる系統っぽいが…)最初からとにかくヒドイ目に遭ってばかりでいいとこなし。大丈夫?正直カッコ良くないし、ジャッキー刑事の相方としては珍しいパターン?
カッコ良いというと、ロシアの女アサシン役イヴ・トーレスとジャッキーのバトル(CMにも用いられてるマトリョーシカのシーン)がカッコイイ!いやジャッキーがではなくイヴ・トーレスが。本物の格闘家なのね、すごい肉体美!
ヒロインは大陸を代表する美女ファン・ビンビン(範冰冰)。だけどロマンスはなしか…地味な役で勿体ない。


YOUKU
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長いものに巻かれろ