薬草の博物誌展 | あさひのブログ
「薬草の博物誌」展へ行ってきました。

森野旧薬園という日本の歴史ある薬草園が所蔵する図鑑や江戸時代の薬草図鑑を展示。
一部見本として実際の生薬も展示されてるのですが、実物はそこらへん掘って来た木の根っこと枯れ枝にしか見えない生薬を、姿かたち特徴をはっきりととらえた、目で見て楽しい植物の立派な絵画として観ることができます。

普通薬草図鑑というと葉っぱ、茎、根ばかりで素人には区別がつかず緑と茶色ばかりでつまらないものなのに、展示されている作品は花まで描いてある「薬草図鑑」というより「植物図鑑」になっていてとても色鮮やかで楽しめます。
江戸時代の後期につくられたものになると印刷(版画?)技術もかなり向上しているようで、日本画らしい細く繊細なタッチに淡い色使いが本当に美しく味わい深いです。一番最後には近代の植物図があるのですが、やっぱりそれは西洋風で、より実物に即したものとして学術的には優れているのですが、絵画として楽しめるのはやっぱりこの絵皿や布巾に描かれてそうな日本独特の平面的な絵柄だなぁと思います。

薬草…薬として用いられる植物がテーマなので、これはどういう漢方薬に入ってるとかの解説もあって勉強になります。いうか生薬学は写真の図鑑使うよりこういう絵の図鑑使った方が絶対頭に入ると思う。実際の生薬ってホントに、枯れ草と木くずって感じだから…。(^▽^;)


薬草の博物誌-森野旧薬園と江戸の植物図譜展
12/4(金)-2/16(火) LIXILギャラリー大阪
入場無料。

LIXILギャラリー大阪
グランフロント大阪 南館タワーA12階。
オフィスタワーのワンルームです。行き方ちょっとややこしいのでホームページを見て行ってください。




長いものに巻かれろ